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Channel: 海鳴りの島から
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アセスやり直しを求める声が続出

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 27日は午前中、宜野湾市のカルチャーリゾートフェストーネで開かれた県環境影響評価審査会を傍聴してきた。

 午前9時半から開かれた審査会では最初に、宮城邦治審査会長が指名した10名の市民が評価書に対する意見を述べた。当初1時間の予定だったが半時間ほど時間が延び、発言者からは滑走路の距離変更、ジュゴンやサンゴ、潮流などの調査の不備、究極の後出しであるオスプレイ配備などについて厳しい批判があいついだ。全員がアセスのやり直しを求めていた。

http://www.qab.co.jp/news/2012012733432.html

 今回、市民の意見表明が実現されたのは、昨年末から今年初めにかけて取り組まれた環境アセス評価書の阻止行動や、その後の評価書の公開、意見表明を求める取り組みの成果である。
 市民の発表を受けた審査会の議論でも、委員からアセスのやり直しを求める意見が出ていた。QABの報道を見ていると宮城会長は迷っているようだが、やり直しをしなければMV22オスプレイについて、事業の利害当事者である住民は、事業者・沖縄防衛局に意見を述べる機会を失うことになる。意見書を出して知事意見に反映させるという間接的なやり方ではなく、住民には沖縄防衛局に直接意見を述べる権利がある。
 沖縄防衛局が準備書段階までオスプレイについて記載しなかったのは、確信犯としての情報隠蔽=虚偽記載であり、住民を欺いて意見表明の機会を奪うものだ。このような手法がまかり通るなら、環境アセスは事業をやるための形式的なアリバイに堕してしまい、住民は環境アセスへの信頼を完全に失うだろう。事業者が脱法行為をやっている時、審査会がそれに相応の厳しい判断を下し、やり直しを求めるのは当然である。]

 アセス評価書についてはこちらのブログが詳しく情報をまとめています。

http://henokoassess.ti-da.net/e3327947.html

 

 


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