https://www.youtube.com/watch?v=KdddetdT_k8
3月17日の高江はほとんど一日中、ヘリやオスプレイの爆音が北部訓練場メインゲート、N4ゲートで聞こえていた。そういう中、N4−1ヘリパッドに米国海軍のMH60ヘリコプターが着陸した。機体後部には614の番号が記されていた。昨年2月末に完成した、と沖縄防衛局が打ち出して以来、N4−1ヘリパッドを米軍機が使用するのは、これまで確認されたかぎりで初めてである。
完成したと言われていても、N4−1ヘリパッドはまだ正式に米軍に供用されていないという。N4−2の建設作業員がいなくなったのを見て故意に着陸したのか、それともヘリのパイロットのミスだったのか。いずれにしろ、米軍と沖縄防衛局の施設管理・使用のいいかげんさを示している。強く抗議するとともに、これからヘリやオスプレイがN4−1のヘリパッドを使用して訓練することに反対する。
https://www.youtube.com/watch?v=2IKsqX5FBIA
メインゲート近くのヘリパッドにはオスプレイが飛来し、夜に入って米軍車両が訓練用の物資を搬入していた。18日から陸上部でも激しい訓練が行われそうだ。米軍の鉄条網に分断された島は、殺戮訓練の臭気が絶えることがない。
【追記】
3月18日付琉球新報に、N4−1のヘリパッドが使用された問題が報じられている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-221554-storytopic-3.html
記事によれば、着陸したのはMH60ヘリとのことなので訂正した。N4ー1のヘリパッドは、まだ米軍に供用されていないということであり、県赤土等流出防止条例違反に続いて、N4地区で新たな違反行為が行われたことになる。米軍と沖縄防衛局の基地の管理、運用のでたらめさを示すものだ。
このうえ高江の集落に近いN4地区で本格的な運用が始まればどうなるか。新たに造られた二つのヘリパッドの使用を許さないために、全県的な運動の盛り上がりを作り出したい。