「秘密保護法を考える学習会―『宮澤・レーンスパイ冤罪事件』上映」
秘密保護法 阻止を！
知っていますか？「宮澤・レーンスパイ冤罪事件」
「宮澤・レーン事件」とは、太平洋戦争時、北海道帝国大学（現・北海道大学）を舞台にした冤（えん）罪事件のことです。元北大生の宮澤弘幸さんは、旅行の際に見た根室飛行場のことなどを同大学講師のレーン夫妻に話したことで、太平洋戦争開戦（1941年12月８日）の朝に軍機保護法違反容疑で同夫妻とともに逮捕。拷問の末、懲役15年の刑を受け、戦後釈放されましたが1947年２月22日27歳の若さで亡くなりました。
戦時下において危険思想とみなした者を「治安維持法」、「軍機保護法」で思想・言論統制を行い、厳しく処罰しました。対象はメディアを含め国民全体に及びました。軍事機密には全く無縁であった宮澤さんとレーン夫妻は、法律の拡大解釈によって特高警察に逮捕されたのです。
安倍政権が今臨時国会で成立を目論んでいる「特定秘密保護法」は、「治安維持法」「軍機保護法」時代を彷彿させます。「宮澤事件」の真相を知り、「特定秘密保護法案」の危険性を多くの人に知らせ、この法案の成立を阻止しましょう。
反住基ネット沖縄は、神奈川県在住の久保博夫さん（盗聴法に反対する市民連絡会）にビデオ鑑賞後、講話をしていただきます。
多くの方々の参加を呼びかけます。《入場無料》
■日時 10月29日（火）午後６時30分〜９時
■会場 浦添市てだこホール「多目的室２」 （旧「浦添市民会館」右隣り。駐車場あり） （浦添市仲間1-9-3 ?098-942-4360）
■ビデオ上映 「レーン・宮澤事件―もうひとつの12月８日」
■講話 久保 博夫さん（日本キリスト教団神奈川教区国家秘密法反対特別委員会・盗聴法に反対する市民連 絡会）
主催：住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄（反住基ネット沖縄）
以下のブログで、全国で取り組まれている「秘密保護法反対イベント」が紹介されています。
http://nohimityu.exblog.jp/20870081/