9月に入った。7月にN4ヘリパッド2の工事が再開されてから2ヶ月が経った。1日は夕方までのところ、N4の建設現場、メインゲート、山の方で目立った動きは確認されていない。しかし、週明け早々に工事を進めるため、沖縄防衛局や建設業者(丸政工務店)は機会をうかがっている。現場では夜間も監視行動が続けられている。
8月26日午後(日本時間27日午前)に米国ネバダ州で発生したMV22オスプレイの事故は、ハードランディングという用語でごまかそうとしたが、実際は墜落だったことが明らかになってきた。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-08-30_53477
同様の事故が沖縄県内で起こったらどうなるか。危険なのは市街地だけではない。高江で建設中のN4のヘリパッドは、県道から100メートルほどしか離れていない。宜野湾市は言うまでもなく、辺野古であれ、伊江島であれ、宜野座村や金武町であれ、オスプレイが離着陸する場所は、いつ大事故が発生し、住民が被害を受けるかもしれない状況に置かれている。
仲井真知事はオスプレイの配備反対と言いながら、オスプレイの新たな訓練施設の建設は容認している。その矛盾した姿勢を、厳しく問いつめなければならない。