反住基ネット連絡会が「時代に逆行する共通番号制はいらない!4.20集会」を呼びかけているので紹介したい。
共通番号制について、4月16日付毎日新聞電子版の〈「クローズアップ2013〉が問題点を分かりやすく整理している。
http://mainichi.jp/opinion/news/20130416ddm003010030000c.html
〈「国民総背番号制」の先進国といわれる米国〉では、インターネットの普及によって社会保障番号を盗んで他人に成りすます犯罪が多発し、分野別番号に制度移行しつつあるという。英国では「国民IDカード」を導入したが、〈国民の人権を踏みにじる制度〉という批判があり2年で廃止するという。日本政府は他山の石とすべきだ。
臺宏士記者による次の説明も必読。
http://mainichi.jp/opinion/news/20130416ddm003070036000c.html
共通番号制に対する市民の理解は、どれだけ深まっているだろうか。一つの番号、一枚のカードでいろいろ使えて便利になる、という漠然としたイメージに留まってはいないか。サイバー空間が新たな戦場となっている時代に、膨大な個人情報を一元管理することの危険性がどれだけ論じられているのか。国会は拙速な法案成立に走ってはならない。