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Channel: 海鳴りの島から
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2月6日の高江の様子

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 6日も高江ではオスプレイパッドの建設工事が進められている。前日と同じように工事現場南側で、青色のクレーン車やオレンジ色のバックホーが作業をしている様子が見えた。6日はチエンソーの音も聞こえている。土砂崩れを起こしたのり面の修復作業を行っていると思われる。

 その土砂崩れ問題について、3名の県議会議員が高江を訪れてくれた。山内末子議員、新垣清涼議員、玉城義和議員の3氏に資料を提供し、土砂崩れ問題について説明して、現場への立ち入り調査や県議会での追及をお願いした。高江まで足を運び、積極的に取り組む意思を示していただいた3議員に感謝したい。

 高江には全国から訪ねてくる皆さんがいる。日本政府と日本人の多数意思による沖縄の異常な基地負担と犠牲の強要、やんばるの森を破壊して進められている高江のオスプレイパッド建設の現実を、ぜひ自分の目で確かめてほしい。

 夕方、仮設トイレや荷物を満載して米軍の大型トラックがメインゲートから入っていった。明日からジャングル訓練が行われるのだろう。沖縄で鍛えられた米兵たちが、世界各地の戦場で殺戮と破壊を行っている。否応なく沖縄は加害者の側に置かれていく。世界自然遺産の候補地が、戦争の元凶では話にならない。北部訓練場の早期返還を実現するためにも、新たな訓練施設の建設を阻止しましょう。

 2日続けてヒメハブを目にした。前日と一転して6日の高江は冷え込み、まったく動かなかったが、場所はトゥータン家の軒先。今帰仁の実家では、庭木に大きなハブのシジガラ(抜け殻)が引っかかっていたりする。ヤンバルで暮らすからにはハブ、ヒメハブへの注意は当たり前のこと。支援に来る皆さんもご注意ください。

 尖閣諸島をめぐって日中間の軍事衝突の危険性が高まっている。最前線に立たされ、犠牲を強いられるのは沖縄である。日中米の軍部の影響力の拡大、暴走を許してはならない。

 


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