２月４日のＮ４オスプレイパッド工事現場では、午前７時４０分頃から重機類の動く音がしている。かなり早い時間に北部訓練場内に入ったか、前日にはすでに入っていたのだろう。Ｎ４のゲート付近から見ていると、青色のクレーン車が工事現場南側で作業をしているのが見えた。崩落したのり面の修復作業をしていたと思われる。他にもバックホーやトラックの動く音が聞こえていて、午後５時頃まで断続的に工事音が響いていた。
４日は午前中、玉城長正さんの話を聞く機会があった。貴重な動植物や皆伐された森の写真、各種資料などを使いながら、４０年来のやんばるの森の変化、現状、将来を憂いと憤りをにじませながら語っていた。１９８０年代から玉城さんがやんばるの森の危機を訴えている記事を新聞やテレビで目にしてきたのだが、高江に通い始めてあらためてそのごく一端を自分の目で確かめている。
高江のオスプレイパッド建設に反対しないで、奄美・琉球を世界自然遺産へ、と語る資格があるのだろうか。林道工事をはじめ、やんばるの森や海を破壊してきたことを反省しないで、世界自然遺産を受ける資格が沖縄人にあるだろうか。私が子どもの頃（１９６０年代）に家族と行った今帰仁の浜（ピージャーガー）も今は見る影もない。これ以上の自然破壊を許さないために、ぜひ高江に足を運んでください。