写真は20日(土)の午前11時38分頃に撮影した羽地内海の様子だ。
大浦湾で埋め立て用土砂の陸揚げに使用しているランプウェイ台船やスパッド台船、A護岸建設に向けて鋼管杭打ち試験を行っているクレーン付台船などが、台風3号の接近を予測し早々と非難していた。
台風3号は週明けには沖縄に接近するようだが、大型なうえ海水温が高いので勢力も強まりそうだ。
羽地内海は船が避難する場所として、ウヤヌプチュクル(親の懐)と地元では呼ばれてきた。親の懐のように船を守ってくれる場所という意味だ。
台風が来ると羽地内海に船が避難するのは、子どもの頃から見慣れた風景だが、そこにあるのが大浦湾で新基地建設を進めている船だというのは、避難するのは当たり前にしても、いい気持ちはしない。
これ以上ヤンバルの海や森を破壊していると、必ずヤマサレル(災厄にあう)。
ウミヌカミ、ヤマヌカミ、クサリムンターヤ、ウシナガシミソーレ。