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海上からK7護岸建設に抗議

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 22日(月)はカヌー8艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。

 午後1時32分頃、カヌーで松田ぬ浜を出発し、途中で平和丸に乗り込んで大浦湾に移動した。

 この日はガット船が大浦湾に入らなかった。K8・N2護岸では土砂の陸揚げが行われていなかった。

 午後3時40分頃、K2護岸の近くでダンプトラックが荷台を傾けているのが見えたので、いつもより量は少ないが土砂の投入は行われていたようだ。

 海上ヤードでは捨て石の投下が行われていたが、カヌーで抗議に向かっている途中、午後2時5分頃に作業を終えた。

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 K7護岸では捨て石の投下が行われていたので、二重に張られたオイルフェンスをカヌーで越えて抗議した。

 途中まで建設が進んでいるK6護岸では、天端にブロックを下ろしたり、型枠を造る作業が行われていた。

 沖縄防衛局は希少サンゴを移植して、あたかもサンゴの保護に努めているかのように装っている。

 しかし、実際には多くのサンゴが残されたまま埋め立て工事が強行され、多様な海洋生物が生き埋めにされているのだ。

 しかも、建設されているのは軍事基地であり、そこから生み出されるのは破壊と殺戮である。

 朝鮮やベトナム、アフガニスタン、イラクその他、沖縄から出撃し、あるいは沖縄で鍛えられた米兵たちが、どれだけ多くの人たちを殺してきたか。

 イスラエルがガザの地でパレスチナ人民の虐殺を続けていられるのも、米国が背後でイスラエルを支えているからだ。

 米軍に攻撃され、殺される側の人たちからすれば、沖縄が「悪魔の島」であることはいまも変わりない。

 日本人の大多数が沖縄に米軍基地を集中させているのは、自分たちが基地の負担や被害から逃れるだけでなく、基地あるが故の加害性から目をそむけるのに都合がいいからだ。

 日本の「戦後民主主義」「憲法9条による平和主義」とは、そのような欺瞞のうえに成り立ってきた。

 自衛隊は海外で戦っていないかもしれない。しかし、海外で戦う米軍を沖縄・日本は支え続けてきたのだ。

 そのことを自覚するなら、力足らずで阻止はできないにしても、目の前で建設される米軍基地を黙って見てはいられないだろう。

 


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