排除
26日(月)は午後12時前に名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
ゲート前や歩道など全体で30人ほどの市民が参加した。
現在、機動隊の強制排除が始まったあとの対応は、参加者個々の判断に任されている。機動隊に担がれて運ばれる市民も多かった。
ウクライナへのロシアの侵略は2年が経過し、イスラエルのガザ侵攻も続いている。メディアやインターネットでその状況を見れば、怒りや悲しみと同時に無力感にもさいなまれる。
だからといって目の前の現実から逃げることもできない。明日、住民を巻き込んだ米軍や自衛隊の事件、事故が起こるかもしれない。抵抗しなければ、沖縄の基地負担はさらに増していく。
ヤマトゥから見学に来る学生が目立つが、沖縄のこの状況はヤマトゥに住む自分たちが生み出しているのだ、という自覚を持ってほしいものだ。
セメントや砂、砂利など生コンプラントの材料やK5~K7護岸建設用の石材、再生材、空のダンプカーなどが入っていった。
トレーラー車で運ばれてきたコンクリート製の資材が目についた。
美謝川切り替え工事で使用される分割式ボックスカルバートと思われる。
美謝川切り替え工事の様子も注視したい。
午後1時6分頃から豊原の高台で辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
1時15分頃、ガット船2隻(marumasa7号、第百三十六伊勢丸)が土砂と石材の積み替えを終えて、大浦湾から出ていった。
ダンプトラックで運ばれてきた土砂は3か所に投入されていて、土砂の仮置きが続けられている。
辺野古先付近の大型クレーンはもっこを吊り下げていて、K5護岸建設の捨て石投下が行われていた。
午後1時40分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸にはランプウェイ台船が1隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
N2護岸ではランプウェイ台船が2隻接岸していたが、土砂の陸揚げを行っているのは1隻だけだった。
K8護岸は空のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げは行われていなかった。
沖の方をガット船・marumasa7号が南下していた。沖縄島西側の波が3メートル以上と高いので、marumasa7号、第百三十六伊勢丸、第八高砂丸の3隻が塩川沖には戻らず、金武湾に停泊している。
海上ヤードの現場では第八十八ひなた号から石材の投下が行われていた。
午前中、第百三十六伊勢丸から石材の積み替えが行われたと思うが、以前よりも細かい石材が増えている。大きな捨て石の間を埋めているのだろうか。
大浦湾の海岸線に作られた仮設道路付近で、何かの施設が建設中のようだ。