28日は雨や雷がくりかえす不安定な天気だった。
午前9時前に名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
普段、朝の1回目は参加者が少ないのだが、今日は最初から50人余の市民がゲート前に座り込んだ。途中からゲート前のデモ行進に加わる人もいて、全体で70人余の市民が参加して盛り上がった。
この日も工事車両は少なく、1回目に入ったのは20数台だった。
大浦湾の埋め立て工事に向けて日本政府は玉城知事への圧力を強めている。
玉城知事がどこまで踏ん張れるかは、市民が知事をどこまで支え切れるかにかかっている。自分の後ろには市民の大きな支持がある。そのような自信を知事が持てるように市民も努力しないといけない。
これはもちろん沖縄だけの問題ではない。玉城知事に承認をさせたくないなら、沖縄だけでなく日本全体で大きな声をあげ、政府の圧力を批判しないといけない。
辺野古新基地建設は日本の市民全体の問題だ。沖縄に米軍基地を集中させ、日米安保体制の負担を押しつけているのは日本の市民一人ひとりである。悪いのは政府で私は関係ない、ではすまされない。
辺野古ゲート前や安和、塩川、海上で抗議の意思を示すのも、知事を激励する行動となる。ぜひ多くの人に参加してほしいし、沖縄に来られなくても、各地で新基地建設反対の意思表示をしてほしい。
午前9時56分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
小雨が降るなか土砂の投入が行われていた。場所によってまだ低いところがあり、そこに土砂が投入されている。
土砂が山積みとなっている所でもショベルカーが動き、ダンプカーに土砂を積み込んでいるようだった。
午前10時24分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸とN2護岸にそれぞれランプウェイ台船が1隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。K8護岸は使われていなかった。
ガット船は4隻(第百三十六伊勢丸、marumasa5号、進朋、第八太海丸)が停泊し、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。