11日(日)は県知事選挙の当確が早々と出たので、午後10時頃に名護市民会館に行き、中央ホールで行われている開票作業を見た。
市議会議員選挙は票の点検がすべて終わったあと、集計結果を出すまでにかなり時間がかかった。
午前1時40分頃、やっと開票率100%の結果が出た。
当 岸本 ようへい 2,996.000票
当 カヨウ 宗一郎 1,991.000票
当 コハグラ 太 1,490.000票
当 比嘉 しのぶ 1,334.339票
当 ふくざわ ナミ 1,241.000票
当 翁長 クミコ 1,205.000票
当 宮城 さゆり 1,183.000票
当 大城 ヒデキ 1,180.191票
当 比嘉 たくや 1,078.891票
当 タカヤマ ゆうぞう 1,073.000票
当 金城 ヨシヒデ 1,059.897票
当 比嘉 ひろまさ 918.610票
当 いしみね 康政 976.000票
当 ナガヤマ 正邦 942.000票
当 平 ミツオ 901.000票
当 大城 ショーケン 890.408票
当 大城 ヨシタミ 887.400票
当 仲尾 チアキ 884.000票
当 ミヤザト 尚 875.433票
当 神山 マサキ 850.000票
当 島袋 ちから 825.000票
当 金城 タカシ 797.668票
当 よしい 俊平 783.000票
当 比嘉 カツヒコ 707.240票
当 カカズ 剛 703.000票
当 東恩納 たくま 692.000票
次 新垣 こうだい 684.000票
儀保 充 658.000票
のは ゆみ 656.000票
かわの 純治 597.000票
比嘉 ユ一 522.916票
サキハマ 宏信 180.000票
伊波 カツヤ 94.000票
ティダの会は大城ヨシタミさんを応援したのだが、いったん引退を表明したこともあり、取り組み開始が大幅に遅れて、さすがに今回は厳しいだろうと思っていた。
しかし、12回目の当選を果たしたのを見て、議員活動や生活相談、辺野古新基地建設に反対する行動力への評価と人気の高さを再認識させられた。
残念ながら野党は現職議員2人が落選し、渡具知市長の与党が議会で多数となった。
県知事選挙では玉城デニー知事が再選を果たしたが、名護市では市長選挙に続き市議会議員選挙でも、日本政府と歩調を合わせて辺野古新基地建設を進める側が勝っている。
今回の市議会議員選挙で、野党側は立候補者の擁立に難渋し、与党側とは数でも若さでも勢いが違った。この段階ですでに負けが決まっていたようなものだ。
円安に物価高、新型コロナ感染拡大による経済的打撃などで市民生活の窮乏化が進んでいる。
沖縄では中南部に人口が集中し、名護市を含めてやんばる=北部地域はあらゆる面でハンディを背負わされている。
県立図書館や美術館・博物館、公文書館などの文化施設も那覇市を中心とした地域に集中し、やんばるや離島の人たちはほとんど利用する機会がない。那覇まで行くにはガソリン代だけでも負担が大きい。
名護市議の皆さんには、それらの問題にもとりくんでもらいたい。基地問題や経済問題への取り組みは重要だが、それだけでなく、教育や文化面にもきちんと対応できる議員がほしい。