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ティダの会による名護市への申し入れ

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 17日(木)は午後4時半から名護市役所で、ティダの会による名護市への申し入れに参加した。

 申し入れの表題は「重機関銃の銃口を住民に向けての飛行訓練に強く抗議し、住宅地上空の飛行訓練を即時中止させること、及びキャンプ・シュワブ内ヘリパッドの撤去を求める申し入れ」である。

 昨年12月14日に名護市久志区の住宅地上空で、米軍ヘリが重機関銃の銃口を機外に出して飛行訓練を行った。久志区住民がその様子を写真に撮っていて、強く憤っていた。名護市としても米軍に抗議し、住宅地上空での米軍機の飛行訓練を即時中止するように求めた。

 併せて、キャンプ・シュワブ内のヘリパッドの中でも、久志農業用ダムに隣接するガンダーと国立高専から300メートルしか離れていないフェニックスの二つに対して、住民への爆音被害が特に大きいので即時撤去を米軍に求めるよう申し入れた。

 対応した名護市の祖慶実李参事は、重機関銃を搭載した米軍ヘリの問題については、沖縄防衛局と確認中であるとし、二つのヘリパッドについては、沖縄県、宜野座村と調整して検討したい、と答えていた。

 当事者意識の弱い、やる気の感じられないお役所答弁だったが、久辺三区の住民は日々の生活の中で米軍ヘリやオスプレイの爆音、小銃や機関銃の射撃訓練の発射音、廃弾処理の衝撃音などの被害を受けている。住民被害を防ぐのは市役所の役割だ。

 フェニックスの撤去は渡具知市長の公約でもある。2期目を迎えて具体的に結果を出すことが求められているのであり、通り一遍の対応でごまかしてすむものではない。渡具知市長の本気度が問われている。

 


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