15日(火)は名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、ガット船への土砂積み込みに抗議した。
午前8時22分頃、安和の現場に着くと、琉球セメントの桟橋にはガット船・栄雄丸が接岸し、土砂の積み込みを行っていた。
昨日の午後に大浦湾から出て、夜中に塩川沖に着いたはずだが、間を置かずに土砂の積み込みを行っていた。
構内に土砂の備蓄がなく、外から土砂を運んできたダンプカーが直接、栄雄丸に土砂を積み込んでいた。そのため出入り口で行われている抗議行動が有効で、構内に入るダンプカーが遅れる分、土砂の積み込みも遅れた。
午前11時58分頃、カヌー3艇とゴムボート1隻(やいま)で海に出た。
新型コロナウイルスの感染予防のため、海上行動もいろいろと制限がある。従来のような阻止行動は行えないが、栄雄丸の周りでプラカードを掲げて土砂積み込みに抗議した。
栄雄丸は通常なら午前10時半頃には出航したはずだが、この日は午後12時58分頃にやっと離岸した。構内に備蓄した土砂が切れたことに加え、出入口での市民有志による抗議がこれだけの遅れを作り出している。
辺野古に戻ってカヌーを片付けたあと、午後1時55分頃に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
この日の朝、大浦湾に入ったガット船・第八丸喜丸が出ていくところだった。
N2護岸から運ばれてくる土砂のほかに、②工区内での土砂の積み込み、移動、投入も行われていた。
排水施設関連の工事も行われていて、K4護岸の隙間となっていた箇所に型枠が組まれ、塞ごうとしているようだ。
午後2時22分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9・K8護岸にはランプウェイ台船の姿がなく、N2護岸だけ屋部7号が接岸して土砂の陸揚げを行っていた。
お昼頃に大浦湾に入ったと思われるガット船4隻(國喜18、第五十一進宏丸、聖嶺、第三十八ひなた丸)が、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。
本来なら、各護岸で土砂の陸揚げが終わったあと、すぐに台船の入れ替えが行えるように、土砂の積み替えを早めに終えておきたいはずだ。
しかし、ガット船が大浦湾に入るのが遅かったため、台船への土砂の移し替えも遅れ、結果としてN2・K8護岸を遊ばせる時間が生じている。