8日(火)は午後1時48分頃、名護市安和の琉球セメント桟橋のようすをみると、石炭運搬船/オーシャン・ハーモニーが着岸するところだった。
このあと同桟橋では石炭の陸揚げが行われたが、午前中はガット船に土砂の積み込みが行われたとのこと。
午後1時56分頃、塩川沖の様子を見るとガット船20隻(聖嶺、第八丸喜丸、marumasa2号、第八大海丸、栄雄丸、神峰、聖嘉、第十八藤進、第八そうほう丸、marumasa3号、marumasa5号、第三十八ひなた丸、第百三十六伊勢丸、美鍛丸、國喜18、寿鷲丸、進朋、清明、第八高砂丸、かいおう丸)が停泊していた。
20隻の中でかいおう丸は、土砂の積み込みを終えたばかりなのか移動中だった。
午後2時5分頃、本部港塩川地区に行くと、ガット船1隻への土砂積み込みを終えて、片付けをしているところだった。
風が強く、海面は白波が立っていたので、午後の積み込み作業は避けたようだった。
午後2時40分頃、安和の琉球セメント桟橋に戻り、入り口前で土砂積み込みに抗議した。
安和・塩川でも連日、市民有志による抗議行動が取り組まれている。
抗議する市民がいなければ、土砂を積んだダンプカーは簡単に桟橋構内に入っていく。しかし、市民が牛歩で歩道を歩けば、停車して待たなければならない。
機動隊が強制排除することでダンプカーは構内に入れるが、土砂搬入に時間をかけさせ、1台でも少なくしようという努力が続けられている。
琉球セメント桟橋の出口でも抗議行動が続けられている。ダンプカーが鉱山に戻るのが遅れれば、港内に運び込まれる土砂の量が減る。
私は午後5時で引き上げたが、安和での抗議は午後8時前まで行われている。
新型コロナウイルスは空気感染が主であり、不織布マスクをつけて至近距離での会話を避ければ、風のある屋外では感染しにくい。そのような認識のもとで私はカヌーやゲート前の抗議行動に参加している。
感染症対策をとったうえで、できる限り現場での行動に参加したいものだ。