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Channel: 海鳴りの島から
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辺野古新基地建設/12月14日の工事状況

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 14日は海上集会のあと、午後1時22分頃に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 ガット船の入れ替えがあり、2隻(第八大海丸と清明)が大浦湾から出ていき、5隻(かいおう丸、第三十八ひなた丸、聖嘉、聖嶺、國喜18)が入っていった。

 午前中から引き続き②工区への土砂投入が行われていた。

 埋め立て開始から3年ということで、複数のメディアが空撮映像を流している。排水施設などの掘削工事も各所で行われている。

 海上集会の時、K8護岸で土砂の陸揚げをするランプウェイ台船の停船位置がいつもと違うな、と思っていたら、スパッド台船が曳航されて搬出されていた。

 K9護岸ではスパッド台船を使用し、2隻のランプウェイ台船が接岸可能となった。しかし、K8護岸では1隻しか接岸できなかったので、スパッド台船を設置する意義がなかったのか。 

 何か不具合が生じて修理するのかもしれないが、これがなくても土砂の陸揚げには支障がない。

 午後2時11分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9護岸では土砂の陸揚げが行われていて、2隻目のランプウェイ台船が着岸するところだった。

 K8護岸には空の台船が接岸したままで、次の台船が準備されていないため、土砂の陸揚げが止まっていた。写真を見れば分かるように、スパッド台船が撤去されている。

 N2護岸も同じく次の台船待ちで、土砂の陸揚げが止まっていた。

 午後入ったガット船5隻が、急いでランプウェイ台船とデッキバージに土砂を積み替えていた。

 本来なら、切れ間なくガット船の入れ替えを行い、土砂切れとならないように工事を進めたいはずだが、海の工事は気象条件に左右される。

 海が荒れれば土砂の積み込みや海上運搬ができなくなり、邑楽湾ではランプウェイ台船に積む土砂が切れて工事が遅れていく。

 カヌチャ沖ではサンゴの移植作業が行われていた。

 逆光で見にくかったが、K9護岸の奥では美謝川の切り替え工事が行われていた。新たな河口部につながる水路となるのか、掘削作業が進んでいる。

 


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