14日は早朝から天気がよくて、森の冷気に澄んだ小鳥の声が響いていた。先週から引き続き、N4のオスプレイパッド工事現場で目立った動きはなかった。広大な北部訓練場の要所で監視行動を取っている住民・支援者の努力が、こういう状況を生みだしている。
14日は北部訓練場のメインゲートを出入りする米軍車両が目立った。道路沿いで監視活動をしながら、米兵に対して抗議の声をあげた。
午後はN4の上空をCH53Eヘリが旋回し、離着陸をくり返していた。米軍が使用する最大の輸送ヘリコプターで、ゲートのすぐそばに降りた時には、県道からもその大きさが分かる。それだけ騒音もひどい。言うまでもなく、危険なのはMV22オスプレイだけではない。低空で飛び回るこの巨大な機体が、いつ住宅地に落ちるか分からない。
沖縄県民の生活を脅かしているだけでなく、この地で鍛えられた米兵たちが世界各地で人々の生活を破壊し、殺戮をくり返している。沖縄が「悪魔の島」と呼ばれる状況を、私たちの手で変えましょう。これから衆議院選挙に向けてマスコミの報道が集中し、人々の関心もそこに向かうでしょうが、そういう中でも高江のオスプレイパッド建設工事や米軍の演習は行われ続けます。ぜひ高江にも関心を向け、足を運んでください。