21日(火)はカヌー8艇、抗議船2隻で海上行動を行った。
午前8時22分頃、ガット船1隻が大浦湾を出ていった。同45分頃、新たにガット船5隻(第八高砂丸、かいおう丸、marumasa5号、國喜18、第八丸喜丸)が入った。
海上保安庁の若造が、ゴムボートの上から偉そうに命令口調で物を言ってくる。国家権力をかさに着て、今日も米軍に奉仕する海保に守られ、辺野古の海・大浦湾が破壊されていく。
新型コロナウイルスの感染者が減少しているが、緊急事態宣言が解除されるまでは、抗議活動も制限せざるを得ない。プラカードや横断幕を掲げ、埋め立て用土砂を運ぶガット船に抗議した。
ガット船が大浦湾に入ったあと、K8護岸とK9護岸の二手に分かれて監視・抗議活動を行った。
秋晴れで波の穏やかな日が続いている。移動する船上からでも海底の様子がくっきりと見えるほどだった。
いつも通りK9護岸では2隻、K8護岸では1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
午前10時9分頃、カヌチャ沖のサンゴの移植作業現場に移動した。
この日はサンゴの採取が早めに終わり、すでに移植作業が始まっていた。しかし、カヌーが着いたあとダイバーが船に上がり、食事や休憩をとっていた。
ダイバー1人が移植現場を回り、チェック作業を行っただけで、カヌーが現場を去る午前11時15分過ぎまで、長い休憩が続いた。
午後1時23分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。この時間帯は②工区の3地点に土砂の投入が行われていた。
お昼頃にもガット船の入れ替えがある。marumasa5号、かいおう丸、進朋の3隻が出ていき、美鍛丸1隻が入った。
午後2時5分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。K9護岸では2隻、K8護岸では1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
N2護岸は被覆ブロックの設置作業が行われていた。
カヌチャ沖にはサンゴの移植を行う作業船が停泊していた。海上行動メンバーが引き揚げてから、移植作業が再開されただろう。
夏場の海水温の高い時期に移植することの問題が批判されているが、沖縄防衛局からすれば、埋め立て強行のためにサンゴを除去しているだけで、移植は環境保全に配慮しているかのような見せかけにすぎない。
新型コロナの第5波が収まっても、冬場にはさらに大きな第6波が来ると言われている。医療体制が崩壊し、入院ができずに自宅で死ぬような状況がくり返される。
マスコミは朝から晩まで自民党の総裁選を報じているが、このバカげた工事に注がれる予算で、どれだけの人が救えるか、候補者に問いただす記者はいないものか。