早朝の高江は長袖でも肌寒くなってきた。それでも日中の日差しは、じかに当たっているとまだまだ強い。時間の経過とともに移る日陰を追いながら、道路のそばで今日も監視活動を続けた。
今週に入ってN4のオスプレイパッド建設現場では工事が行われていない。作業員が森に入る場所に、的確に対処していることが何より大きい。連日の行動の意義を確認して、メインゲート横のテントでお昼は、ハヤシライスの差し入れをごちそうになった。
食事を終えたと思ったら、北部訓練場で演習を行う米兵を荷台に乗せたトラックが連なってやってきた。すぐにメインゲート前に集まって抗議行動を行った。
監視活動を行っている時も、森の向こうで訓練をしている米兵の声や銃声が聞こえていた。ノグチゲラやヤンバルクイナなど貴重な生物がすむヤンバルの森が、米軍の実戦的な演習場として使われて久しい。ここで鍛えられた米兵たちが、ベトナムやイラク、アフガニスタンなど世界各地で殺戮と破壊をくり返してきたのだ。MV22オスプレイの訓練施設建設に反対することはもとより、米軍のジャングル演習にも反対行動を強めていかなければならない。ぜひ高江まで足を運んでください。