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Channel: 海鳴りの島から
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辺野古新基地建設反対!沖縄県民は菅政権の暴政に屈しない!

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 12日(月)は朝、カヌー10艇で松田ぬ浜を出発した。2班は途中、平和丸に乗って大浦湾に行き、航路から入ってくるガット船6隻(寿鷲丸、第八藤進、marumasa2号、松龍丸、神峰、美鍛丸)に抗議した。自走した1班はK8護岸付近で待機した。

 6隻が入ってくる前に、10日(土)の午後に入った第二十八旭丸、第百三十六伊勢丸が大浦湾から出て行った。土曜日から残っている聖嶺と合わせて7隻が、ランプウェイ台船土砂の積み替えを行った。積み替えが終わるまでの間、K8・K9護岸での土砂の陸揚げはなかった。

 

 航路の抗議を終えたあと、2班はK9護岸に向かい、1班はK8護岸付近に残った。午前10時頃、聖嶺の土砂移し替えが終わり、ランプウェイ台船がK8護岸に移動を始めた。それに対しては1班がオイルフェンスを越えて抗議した。

 午前11時頃、寿鷲丸の土砂移し替えが終わり、ランプウェイ台船がK9護岸に向かってきた。2班はカヌー5艇でフロートを越えて抗議し、1艇が海保のゴムボートや飛び込んできた保安官をかわしてK9護岸の先端まで行った。

 上の写真で消波ブロックのそばにある2本のロープは、台船に繋ぐ係留ロープで、これをタグボートがとって台船に繋ぎ、ウインチで巻きながらゆっくりと接岸する。この前までカヌーが行ければ、タグボートが近づけないので、台船も動くことができない。海保がカヌーを護岸の前から排除する間、着岸できない状態が続いた。

 ランプウェイ台船の動きを止めた時間は数分間だったが、それ以上に大切なのは、新基地建設反対の意思を現場で示すことだ。沖縄県民は菅政権が強行する新基地建設にけっして屈しないことを、行動で表さないといけない。それは辺野古のゲート前や安和、塩川でも一緒だ。

 韓国、台湾、香港など近隣諸国や欧米諸国の市民を見れば、街頭や現場に出て行動で意思を表明している。沖縄も日本も市民のおとなしさが、安倍・菅の強権的な政治を続けさせている。

 海保に拘束され、カヌチャ沖で解放されたあと、長島で急いで昼食をとった。午後12時58分頃、K8護岸では土砂の陸揚げが終わり、ショベルカーが台船から降りた。次の台船がやってくるのに合わせて、K8護岸ではこの日2回目の抗議を行った。

 カヌーは1艇に1人が乗り、広範囲に広がって行動している。海上は風もあるので、人との距離が十分に取れる時は、声を上げて抗議している。海保のゴムボートに乗せられるなど狭い場所では、なるべく声を出さないようにしている。当然、マスクや布で口、鼻を覆っているし、海に出る前には全員検温をして感染予防を行っている。

 土砂の陸揚げと②工区への投入と並行して、K1~K4護岸では嵩上げ工事が進められた。K4護岸の辺野古崎側では、完成した壁の前に消波ブロックを設置する作業が行われていた。

 午後2時10分頃、松田ぬ浜の近くで海保のゴムボートから降ろされ、浜に上がってこの日の海上行動を終えた。

 午後3時5分頃、豊原の高台から辺野古側埋立工区の様子を見た。K8護岸にはランプウェイ台船・明神3号が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。この時間帯には仮設道路やK1護岸近くに土砂が投入されていた。

 K1~K4護岸では、嵩上げ工事が続けられていた。

 午後3時33分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸には新たなランプウェイ台船が着岸するところだった。

 長島沖ではガット船3隻(神峰、松龍丸、美鍛丸)が出て行くところだった。お昼頃に寿鷲丸、第八藤進、marumasa2号が出て行ったので、朝入った6隻がその日のうちに出て行ったことになる。聖嶺は引き続き残っていた。

 入れ替わりに第八そうほう丸が入ってきた。12日は大浦湾に入ったガット船は7隻となった。台風明けで空のランプウェイ台船が多かったこともあり、大量の土砂が運びこまれた。土砂は安和の琉球セメント新桟橋や本部港塩川区で積み込まれる。埋め立てを止めるために、ぜひ現場に来て抗議をしてほしい。

 


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