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Channel: 海鳴りの島から
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K8護岸で抗議行動/ガット船は羽地内海や奄美方面へ移動

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 5日(月)は朝、カヌー10艇で松田ぬ浜を出発した。1班は途中から平和丸に乗って大浦湾に向かった。2班は自走で辺野古崎まで行ったが、長島沖から航路を通ってガット船3隻が大浦湾に入っていくのが見えた。カヌーの抗議を回避するためか、最近はガット船が入る時間が早まっている。

 午前8時23分頃、K4護岸沿いを漕ぎながらK8護岸を見ると、すでにランプウェイ台船が着岸し、土砂の陸揚げが始まっていた。K9護岸でも陸揚げが行われていたが、量が少なかったので1班は入れ替え時に抗議するため平和丸でK9護岸に向かった。

 K8護岸の土砂陸揚げは始まったばかりのため、入れ替えまで長島で待機した。大浦湾には聖嶺、聖嘉、第八藤進、marumasa1号、第八そうほう丸、神峰などが停泊し、台船への土砂積み替えを順次行っていた。

 長島の桟橋近くの波間に、ちぎれて漂う海藻に身を隠して、コブシメらしいイカが泳いでいた。今帰仁ではフブシミという。捕って食おう、という話をしていたら逃げて行った。

 午前10時頃、トラブルがあって寄り道をせざるを得ず、K9護岸の入れ替えに間に合わなかった1班が戻ってきた。

 午前10時半頃、K8護岸での土砂陸揚げが終了し、ショベルカーが台船から護岸に下りた。午前10時45分頃から台船がゆっくりと下がり始め、次の台船がK8護岸に向かって移動を始めた。

 午前11時頃、新たに土砂を積んだ屋部5号が近づいてきたのに合わせ、カヌーでK8護岸を目指し、土砂陸揚げに抗議した。

 その時々の工事の状況によって、カヌーの抗議の仕方も変わってくる。今は条件が厳しいが、粘り強く行動を続けていくことが大事な時だ。

 台風14号の影響が出始めているのか、辺野古崎付近は北の風が強まり始めていた。この日の海上行動は午前中で終えた。

 カヌーの片付けをしたあと昼食を取り、テント2周辺の草刈りを行った。午後3時2分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見ると、K8護岸にはこの日3隻目のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 K9護岸から運ばれてきた土砂も併せて、②-1工区に投入が続けられていた。K1からK4護岸の嵩上げ工事も続けられている。

 午後3時22分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸でも土砂の陸揚げが行われていた。

 ガット船は聖嘉とmarumasa1号が残っていて、新たに栄雄丸が大浦湾に入ってくるところだった。

 夜、インターネットで船の位置情報を見ると、羽地内海に第百三十六伊勢丸が入っていて、第八高砂丸など積載量2200トン以上のガット船が集団で奄美方面に向かっている。まだ大浦湾や塩川沖に残っているガット船もあるが、台風対策で避難を開始しているようだ。


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