10月2日(金)は朝、カヌー8艇で松田ぬ浜を出発した。K4護岸沿いに漕いでいるとき、長島の沖をガット船3隻が通過し、大浦湾に入っていくのが見えた。この日はガット船が2隻(平和丸・不屈)が出たが、出航に手間取ってこともあり、航路での抗議には間に合わなかった。
午前8時39分頃、K8護岸まで漕いでくると、ランプウェイ台船・明神3号が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。K9護岸でも土砂の陸揚げが行われていて、②工区への土砂投入が進められていた。
K8護岸の明神3号は着岸したばかりのようで、土砂がまだ大量に載っていた。陸揚げが終了するまでに時間がかかるので、長島で待機した。
大浦湾にはガット船6隻(聖嘉、美鍛丸、かいおう丸、松龍丸、國喜18、聖祐)が停泊し、ランプウェイ台船への土砂積み替えなどを行っていた。
辺野古崎付近を見ると、K4護岸の嵩上げ工事が行われていて、ゲートから入ってきたミキサー車が並び、生コンの打設が行われていた。
午前11時59分頃、土砂の陸揚げを終えて明神3号が離岸し始めた。続けて沖の方から屋部3号が土砂を載せてK8護岸に近づいてきた。明神3号が方向転換して沖に移動したあと、着岸しようとする屋部3号に対し、オイルフェンスを越えて抗議した。
海保に拘束され、午後1時過ぎに松田ぬ浜近くで解放された。この日は風が強く、抗議行動は午前中で終えた。
K2護岸では、完成した壁の前に消波ブロックを設置する作業が行われていた。
キャンプ・シュワブの浜ではハンビーが走行訓練や事故車の牽引訓練などを行っていた。ハンビーから小柄な兵士が出てきたので見ていると、中学生くらいの少年4人が訓練に参加していた。体験入隊だろうか。
マスクをしていては訓練をできないのかもしれないが、新型コロナウイルスの感染など気にもならないようだ。トランプ大統領夫妻が感染したことがニュースになっている。こういう風景を見るとアメリカで感染が広がる理由が分かる。