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Channel: 海鳴りの島から
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暑さと新型コロナ対策のなか、新基地建設への抗議が続く

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 5日(水)は午前8時半頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。長島沖ではガット船1隻が大浦湾から出ていき、2隻が入るところだった。

 K8護岸ではランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げと②工区への投入が始まっていた。煙霧とPM2・5の影響で視界が悪く、蒸し暑い1日となった。

 午前8時57分頃、キャンプ・シュワブのゲート前意に行き、1回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。有志による行動なので個々人の判断が大切となるが、ゲート前に座り込む際は、マスクを必ず着用してほしい。これは自分のためというより、機動隊員やテイケイの警備員を含めた相手のためだ。

 新型コロナウイルスの特徴は、感染しても症状が出なかったり、発症する前からウイルスを拡散するところにある。自分では自覚がなくても、すでに感染してウイルスを出しているかもしれない。それを想定して、身近にいる人に感染させないよう心がけたい。そういう配慮は今の状況下で必須のマナーだ。

 いったんゲート前から離れれば、人と距離をとったうえで、熱中症対策のためにマスクをはずしたり、ずらすことも可能だ。しかし、座り込んでいる際は、どうしても密になる瞬間があるし、声を出すことも多い。熱中症が不安でマスクを着けたくない人は、離れた歩道からプラカードを掲げて抗議してもらいたい。

 座り込みやゲート前のデモが組織的に取り組まれないと、工事車両もさみだれ的にやってくる。生コンのミキサー車や生コンブラントの材料、栗石などを積んだ工事車両に、歩道から抗議が続けられた。

 午後10時21分頃、再び豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。引き続き②工区への土砂投入が行われていた。

 午前10時33分頃、松田ぬ浜からK1~K2護岸の様子を見た。この時間帯はK2護岸で嵩上げ工事は行われていなかった。ゲートから入ったミキサー車は、K4護岸の嵩上げ工事に向かったと思われる。

 松田ぬ浜では前日から継続して、ボーリング調査が行われていた。

 午前11時5分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸でも土砂の陸揚げが行われていた。

 視界が悪くガット船は確認しにくかった。インターネットで確認したところでは、朝に出たのは第八藤進で入ったのが第二十八旭丸と聖嘉。ほかに清明、第八そうほう丸、第百三十六伊勢丸が停泊していて、ランプウェイ台船に土砂の積み替えをおこなっていた。

 沖縄は今日も70名以上の新規感染者が出ている。宮古島や石垣島では集団感染が発生し、西表島でも感染者が出ている。高齢者や持病を持つ人への感染も増え、これから重症化する人が増えていくだろう。そういう厳しい状況下で、強行され続ける新基地建設工事に対して何ができるか。

 まずは自分自身が人に感染させないための注意をし、人との接触を可能な限り減らして行動したいと思っている。私にも高齢の家族がいるし、ヤンバルで暮らしていれば周りは高齢者が多い。自分が感染して家族や周りの人にうつすことはしたくない。1日も早く感染拡大を収束させ、同時に新基地建設工事を止めるため努力したい。


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