高江では連日、早朝からオスプレイパッド建設阻止の行動が続いている。12日は沖縄防衛局、建設業者は姿を見せなかったが、この間、隙をついて業者が森に入っているので、長時間にわたって警戒態勢をとり続けた。
午前11時56分頃、N4上空にオスプレイが飛来した。午前中の行動について話し合いを持っている最中だったが、オスプレイを見上げて抗議の声をあげた。メインゲートには午後12時15分頃、赤い尾翼の隊長機が飛来していた。
ヤマトゥから初めて高江に来た皆さんが数名いて、オスプレイを実際に見るのも初めてだったと思う。高江では低空での飛行訓練が当たり前のように行われている。伊江島やキャンプ・ハンセン、キャンプ・シュワブなど県内各地でこれ見よがしに訓練が行われている。ぜひ各現場に足を運んでこの現実を自分の目で見てほしい。
午後はメインゲートで抗議行動を行った。高江方式で、ゲート前で円を描い歩きながら、全員がマイクを手にして自分の思いをシュプレヒコールした。
抗議行動の合間にはサンシンを弾いて歌をうたい、昼間からモーアシビをして楽しんだ。歌と餌につられてイノシシも出てきたのだが……。
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赤い尾翼の隊長機がくり返しメインゲートに飛来して、午後2時31分頃にはゲートに向かって右側の森の奥にある離着陸帯に降りた。3分ほどして離陸し、東海岸方向に飛び去ったが、100メートルも離れていない場所にオスプレイが着陸する様子を目にすると、怒りが募ってならない。米軍に好き勝手にオスプレイの訓練をさせない取り組みをどう進めるか。オスプレイが離着陸する各基地周辺で、創意工夫をこらして取り組みを進めていきましょう。