１０月１１日も高江では、早朝からオスプレイパッド建設工事を止めるための行動が取り組まれた。午前８時３５分頃、Ｎ４北側の給水タンク近くに沖縄防衛局が車２台でやってきた。沖縄防衛局は偵察を送ってＮ４周辺の状況を把握したうえで、建設業者を現場に入れるために時間帯や場所を変え、レンタカーを使ったりダミー車でごまかしたりしながら工事を強行している。
１１日は南側から建設業者を呼び寄せていた。ここ最近は車両ナンバーをチエックされないように業者もレンタカーを使っている。４人の作業員が森の中を通って現場に向かったが、班長他１人の作業員はくい止めた。沖縄防衛局や業者の車が去ったあとは監視行動を行い、ＭＶ２２オスプレイが飛来したら抗議行動を行う予定だったが、午後３時過ぎに引きあげるまで飛来はなかった。
１１日に建設業者が入った場所は、Ｎ４の工事現場からかなり離れている。マングース対策の業者が造った道があるが、森の中には谷間もあって、歩いていくには一苦労だ。作業員の一部を追い返し、こういう場所から入らざるを得ない状況を作っている。そうやって工事が遅れ、本来ならとっくにできあがっているべきオスプレイパッドがいまだ完成しないことで、米軍も沖縄県民が粘り強く抵抗し続けていることを認識する。Ｎ４のオスプレイパッド建設をなんとしても阻止しましょう。
県民がどれだけ反対しても無視し、傍若無人にオスプレイを飛び回らせている日米両政府に対し、県民は自らの行動でオスプレイ拒否を示すしかない。空飛ぶ沖縄差別＝ＭＶ２２オスプレイを決して受け入れない。すぐに撤去せよ！という意思表示を続けましょう。Ｎ４における取り組みは行動範囲が広く、多くの人員が必要です。時間の許す方はぜひ早朝からの行動にご参加ください。