Quantcast
Channel: 海鳴りの島から
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2937

工事再開を前にした6月11日の大浦湾と辺野古側埋め立て工区の様子

$
0
0

 いよいよ12日(金)から辺野古新基地建設の工事が再開される。11日(木)は午後6時50分頃、大浦湾の様子を見に行った。まだガット船やランプウェイ台船は姿を見せていなかったが、海保の浮き桟橋にはゴムボートが10艇以上並べられていた。

 インターネットで調べると、塩川沖に停泊していたガット船のうち、午後11時半の段階で、聖祐と第136伊勢丸、美鍛丸が本部半島沖を北に移動している。辺戸岬を回って南下すれば、明日の朝には大浦湾に入る可能性がある。

 ガット船が動いているということは、ランプウェイ台船も移動している可能性が高い。新聞では土砂投入は15日からのように報じられていたが、市民の目を欺くもので明日から投入されるかもしれない。注意して動きを見ておきたい。

 午後7時4分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。各場所に重機類が用意されていて、K4護岸のそばには大型クレーンが2台準備されていた。

 K4護岸の外側はまだ消波ブロックが設置されていない場所が一部ある。台風シーズンの前に設置を完了させる予定だったはずで、新型コロナウイルスの感染拡大による思わぬ中断で、沖縄防衛局はやきもきしていただろう。

 夜の9時過ぎ、クレーン車や大型トレーラー車が、キャンプ・シュワブから数キロ離れた国道沿いに駐車していた。ゲートから入る準備と思われ、大型トレーラー車は消波ブロックを運ぶ車両かもしれない。明日から早速、設置作業が行われそうだ。

 工事再開に向けて、辺野古のゲート前や海上、本部港塩川区、安和の琉球セメント桟橋など各場所で、すでに市民が集まって明日からの抗議態勢を整えている。新型コロナウイルスの感染対策を取りながら、安倍政権による不当な工事の強行に現場で抗議しましょう!

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2937

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>