7日(火)は天候不良のため海上行動が中止となったので、ゲート前に行って1回目の資材搬入に抗議した。小雨が降る中、20名ほどの市民が集まり、生コン車や砂、バラス、アスファルト、栗石などを積んだダンプカー、トレーラー車などに抗議の声を上げた。
新型コロナウィルスの感染拡大により東京、大阪など7都府県に対し「緊急事態宣言」が発令された。感染拡大阻止のために努力するのは当然だが、憲法で定められた諸権利が制限されることには、よくよく注意しなければならない。
この機を利用して言論や集会の自由を制限しようとする動きも強まるはずだ。何が危険なのかを見極め、過剰に委縮して自粛していく傾向にも注意が必要だ。沖縄も感染拡大の危険が増大しているが、まずは不要不急の辺野古新基地建設を止めるべきだ。
最初に来た工事車両がゲート内に入ったあと、ゲート前でデモ行進を行うことで、後から来た工事車両が入るのを遅らせている。屋外の行動とはいえ、マスクや口元を覆うこと、接触は減らすことなどを心がけ、コロナウィルスの感染を起こさないように注意して抗議行動を続けたい。
テイケイという警備会社は、警備員にマスクをつけさせない方針のようだ。代わりに透明なプラスチックのフェイスガードをつけさせているが隙間が多い。新型コロナウィルスの感染対策に効果がないのは一目瞭然だ。
辺野古の集落からゲート前に向かうと、国道下のトンネル工事で歩道が沈下し、補修工事が行われていた。辺野古ダム周辺の土砂を埋め立てに使用するための工事らしいが、歩道や車道の沈下に歯止めがかからない。本当に大丈夫なのか?
午前10時9分頃、ゲート前から豊原の高台に移動し、辺野古側埋め立て工区の様子を確認した。K8護岸とK9護岸では土砂の陸揚げが終わったばかりで、ダンプカーは動いていなかったが、仮設道路の中央部から投入する付近に数台が並んでいた。
その奥には海中で作業をしている黄色の重機2台が見えた。K4護岸の内側では、鉄板が敷かれた場所がかなり伸びている。すぐ上の写真で左側の大型クレーンから右側のバックホーまでの間に、栗石が敷き固められて鉄板が敷かれている。
午前10時25分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸ではランプウェイ台船の入れ替えが行われていて、この日2隻目と思われる台船が午前10時43分頃着岸し、バックホーが乗り込んでいった。
K8護岸では午前11時頃まで2隻目のランプウェイ台船が着岸せず、1時間近く土砂の陸揚げが止まっていた。駿河が半分ほど土砂を積んで停泊していたが、なぜか移動しないままだった。
大浦湾にはガット船が2隻(第十八勝栄丸、第八高砂丸)が入っていて、第十八勝栄丸がランプウェイ台船に土砂を移し替えていた。
厳しい状況が続くが、健康に気をつけて頑張りましょう。