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Channel: 海鳴りの島から
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9・9 オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会

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 オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会は、主催者発表で10万1千人の参加があった。午前10時頃に宜野湾市に着いたのだが、開始1時間前にはもうバスから降りて会場に向かう人の列が続いていた。日米両政府にレッドカードを突きつけるという意味で大会カラーとなった赤色の上着やプラカードが、強い日差しに映えていた。

http://www.qab.co.jp/news/2012090937886.html

 QABの報道にあるように、仲井真知事のメッセージが読み上げられたときには、批判のヤジが飛びブーイングが起こった。官僚上がりの知事には自らが犯した誤りの意味を理解することさえできないかもしれないが、知事があてにならないことを知って県民が自ら行動するようになれば、それこそが真の力となる。政府と県当局、あるいは政治家の間のかけひきでは基地問題は解決しない。

 子どもからお年寄りまで全県から集まるのが沖縄の県民大会の特色だ。沖縄において基地問題はそれだけ生活に密着し、米軍による事件・事故に巻き込まれる危険性を多くの人が感じている。県民大会直前にアメリカで起こったオスプレイの緊急着陸が沖縄で行われたらどうなるか。公園や学校のグラウンドに緊急着陸し、下方への激しい風圧や高温の排気熱に子どもたちやお年寄りがさらされることを想像するとぞっとする。こんな最悪の軍用機を配備させてはならない。

 今回の県民大会では、これから先の行動が重要だ、ということが強調されていた。過去の県民大会の反省にふまえ、オスプレイ配備を実際にどうくい止めるか、大会目的をどう実現していくか、と今後の行動の提起もなされていた。県民大会は新たな出発点である。日米安保体制が沖縄県民を犠牲にしなければ維持できないのなら、私たちは自らを守るためにそれを拒否するしかない。これから各地域での行動が重要となる。それぞれの生活の場でオスプレイ配備反対、軍事基地撤去の運動を進めていきましょう。

決議文は以下に載っています。

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-09-09_38759

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-09-09_38758

 

 

 


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