9日(火)は所要のため海上行動は休んだ。この日は衆議院沖縄3区の補欠選挙の告示日で、午後3時から名護市の青山前でヤラともひろ氏の出発式があるというので聴きに行った。
辺野古では海に埋め立て土砂の投入が進められている。自民・公明・維新が推す相手候補は辺野古「移設」容認を打ち出している。名護市を含む3区では辺野古新基地建設問題が大きな焦点となる。
同時に有権者の関心が高い子供の貧困対策も焦点になるだろうが、県の試算で2兆数千億円にも達する辺野古新基地建設をやめて、その予算を子どもの貧困対策や教育、福祉に回せばどれだけの家庭が救われることか。
辺野古新基地ができれば、その被害を受けて苦しむのは名護市をはじめとした3区の住民だ。普天間の危険性の除去を理由に3区の住民に危険性を押しつけられてはたまったものではない。普天間か辺野古かという日本政府が設定した愚劣な選択肢を拒否して、沖縄県民を犠牲にしない選択肢を作りださなければならない。