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3日(水)はいつもより1時間ほど早く海に出て、大浦湾に入ってくるガット船に対し抗議行動を行った。前日の2日に大浦湾ではガット船が1隻もいない状態となっていた。名護市安和の琉球セメント桟橋を出たガット船が、波と風の影響で辺戸岬沖を通れなかったのか、新たなガット船が入ってこなかったために、K9護岸で陸揚げする土砂の量がわずかになっていた。
土砂が切れてしまえば辺野古側の埋め立てが行えない。そのためにこの日は水曜だったが、安和の琉球セメント桟橋に行くのはやめて、大浦湾でガット船が土砂を運んでくるのを止めることに力を注いだ。
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辺野古側から長嶋の間を抜けて大浦湾に出ると、オイルフェンスが海に設置されている。その一部を外して船が出入りする開口部が作られる。その地点にカヌーをつないで抗議した。8時15分頃から海保の強制排除が始まったが、ハサミや刃物まで持ち出して開口部を開けたのは8時45分頃だった。抗議をしなければ8時過ぎにはガット船が入ってくる。
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いつもならその後、沖にいるガット船が列をなして大浦湾に入ってくるのだが、この日は様子が変わっていて、沖の方で向きを変えたりして進んでこない。後で聞くところによると、船の1隻が座礁したとの話があった。そのあと自走して大浦湾に入っていたが、詳しくはこれから記事になるだろう。
大浦湾の航路には、昨年の台風のあと緑の航路標識しか設置されていない。台風で流され破損した赤い航路標識は新品と交換したはずだが、台船に乗せられたままで、なぜか再設置されていない。このことも含めて問題にされるべきだ。
補注:4日付県内紙の報道によると、座礁したのは航路ではなく大浦湾内で発生したとのこと。沖の方で待機していたのはカヌーや抗議船の行動が大きかったのだろう。大浦湾内で起こった事故にしても、航路標識の問題は変わらないし、大型船が出入りし、座礁やアンカーを下ろすことによる海底の損傷、生物に与える影響などが問題にされなければならない。
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午前9時半頃、いつもより1時間以上遅れて、ガット船4隻(第八藤進、marumasa3号、第百三十六伊勢丸、第八そうほう丸)が大浦湾に入っていった。
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この日は早朝、海保が態勢を整える前にカヌーでK8護岸に向かい、汚濁防止膜の中で抗議する行動も行った。K8護岸は被覆ブロックを積んだ地点(薬5メートル)からさらに50メートルほど伸ばされている。今週中には捨て石の投下がいったん終わり、被覆ブロックの設置が始まりそうだ。
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②-1工区のK4護岸の外側に消波ブロックを設置する作業も引き続き行われている。
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豊原の高台からは②-1工区の内側が見える。そばを通る人と比べると、消波ブロックを設置しているクレーンの大きさが分かる。
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昨日、今日と②-1工区では埋め立て土砂の投入が行われているが、②工区ではその動きがみられない。午後1時45分頃、豊原の高台から辺野古側の海を見ると、②工区では作業員の姿がなく、K1護岸のダンプカーの出入り口は封鎖されていた。
3月25日に新たに②工区での土砂投入が始まったが、土砂を陸揚げする場所はK9護岸の1か所しかない。②工区に土砂を回せば、これまで進めてきた②-1工区の土砂投入はは半分に減ってしまう。そのために沖縄防衛局は、まずは②-1工区の埋め立てを優先していると思われる。
本部港塩川区の修理が終わって土砂積み込みが可能になっても、それでですぐに埋め立て作業が「加速」するわけではない。そう書いているマスコミは現場の状況を知らないのだ。本当に加速するのは、K8護岸が半分までできて、桟橋として代用される時だ。それをゆるさないためにK8護岸の建設に対する行動が重要となっている。
K8護岸で使用される砕石はゲートから入ってくる。ゲートから資材が入ってこなければ工事は進められない。分かりきったことだが、ゲート前と海にどれだけ人が集まって行動するか、問われているのは単純だ。
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午後2時過ぎから瀬嵩の海岸で大浦湾の様子も見たが、K9護岸では土砂の陸揚げが行われ、並行してガット船からランプウェイ台船への土砂の載せ替えも行われていた。写真は午後3時23分頃のK9護岸の様子。残りの土砂がわずかになっていた。