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県民投票に向けて埋め立て工事は加速する。それに対処しないで県民投票の成功はない。

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 25日(金)はカヌー5艇と抗議船2隻で、K9護岸の陸揚げ作業に対して抗議行動を行っている。私の方は海には出ないでカヌーの修理にあたったのだが、その前にゲート前に行って1番目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。

 ゲート前では数名の市民がプラカードを掲げて、通勤者に新基地建設反対!を訴えていた。引き続き、ゲート前に座り込んだ。米軍に奉仕する沖縄県警のパトカーが先導し、資材を積んでダンプカーや生コンのミキサー車がやってきた。それに抗議したのだが、朝一番の座り込み参加者は10数人だった。

 金曜日は嘉手納基地のゲート前でも抗議行動があり、安和の琉球セメント桟橋前デモ抗議行動が行われている。抗議者が分散している面もあるが、それにしても10数人は少なすぎる。前日から県内の新聞、テレビは県民投票が3択で全県実施になった、と大騒ぎなのだが、実際に埋め立て工事が行われている現場とのこの落差は何なのだろうか。

 辺野古新基地建設にそんなに関心があるなら、どうして現場に足を運ばないのだろうか。インターネットで情報を得れば十分ということか。では、だれが海の破壊を止めるのか。県民投票で1票を投じれば工事は止まるのか。

 勤め人に仕事を休んで来いとは言わない。しかし、だれかがやってくれるだろう、と他人まかせにしているうちに、埋め立て工事は加速する。県民投票を有利に運ぶために、沖縄防衛局はこんなに工事が進んだと見せつけたいのだ。埋め立てが進めばあきらめムードも広がる。圧倒的に反対票を集め、県民投票を成功させようと思うなら、現場での運動の盛り上がりが必要だ。

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 相も変わらず過積載車両が多い。自分たちに都合よく過積載防止のラインを示しながら、それを越えて石材を積んでいる。沖縄防衛局や沖縄総合事務局、沖縄県警の職員が現場には多数いるが、だれも注意しない。これが辺野古の現実だ。

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 搬入のあと、海保のゴムボートがトラックに乗せられてゲートを出ると、名護方面に向かっていった。琉球セメントの桟橋警備に使われるのだろう。

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 少ないながらも粘り強く抗議が続けられた。島袋文子さんと写真を撮ったり握手した人、話をした人は多いだろうが、私がゲート前で頑張るからオバーは家でゆっくり休んで、と声をかけ実行する人はいないのだろうか。

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 豊原の高台に埋め立て作業の様子を見に行くと、K3護岸やK4護岸では、護岸の内側に防砂シートを設置する作業が行われていた。

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 埋め立て土砂の投入は、ブルーシートが敷かれた海岸の近くで行われていた。それだけ埋立範囲が広がっている。写真でも分かるように、遠くから見ても投入されている土砂が、大量の赤土を含んでいるのは明白だ。

 県民投票についても書きたいのだが、時間と体力の余裕がない。明日の行動もあるので、次の機会にゆずりたい。1点だけ触れておくなら、「賛成」という高いハードルを下ろして「やむを得ない」という選択肢を入れたかった自民党が最後に県議会与党妥協したのは、4月の衆議院選挙補選への影響を懸念したからであり、2択を3択にしたことで不完全ではあれそれなりの成果を得たからだ。「どちらでもない」という選択肢にも自民党・公明党からすれば、それなりの使い道はあるし2択よりはずっとましだ。

 全県実施という当たり前のことですら、これだけの混乱を強いられ、違法行為を犯したはずの5市の市長は責任を問われることもなく、結果は3択という形で彼らが要求した形になりつつある。全国に向けてはマスコミの報道を通して、沖縄は辺野古新基地反対で一つにまとまっているわけではない、というイメージが大量にばらまかれた。全県民が投票できるようになってよかった、と喜んでいるだけなら愚かである。都道府県レベルの住民投票に関し悪しき前例を作ってしまったことを、沖縄県民は自覚し反省しないといけない。

 


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