16日(水)は朝から曇り空で、断続的に小雨が降る肌寒い1日だった。水曜日は名護市安和区の琉球セメント桟橋で行われている土砂搬出に対し、集中行動を行っている。桟橋の出入り口では土砂を運ぶダンプカーに対して抗議行動が取り組まれ、海ではカヌーとゴムボートでガット船(運搬船)に対して抗議行動が取り組まれた。
運搬船に張り付いて6時間近くカヌーに乗っていた。陸の抗議行動によってダンプカーによる土砂搬入が遅れ、さらにカヌーの抗議で運搬船がなかなか出港できない状況となった。そのため、いつもは運搬船が3隻出港するのに、この日は1隻しか出港できなかった。
多くの人が集まり、陸と海で力を合わせれば、工事を遅らせることができる。その積み重ねの上にしか、工事阻止の展望は開けない。カヌーの片づけを終えた時はすでに暗くなっていたが、成果が出た日は疲れにも意義を見出せる。