11日は未明から高江に行ったのだが、沖縄防衛局は姿を見せなかった。10日から11日にかけての高江の様子がブログ「やんばる東村 高江の現状」で詳しく伝えられています。ぜひご覧ください。動画を見ると沖縄防衛局や建設業者(大米建設)が、高江区の住民にいかに横暴に振る舞っているかが分かります。
午前7時過ぎに前日の状況と今日の行動を確認する。MV22オスプレイ配備に対し、沖縄では猛反発が起こり、配備反対の県民大会開催に向けて動きが進んでいる。普天間基地の大山ゲート前では座り込み行動も取り組まれている。そういうさなかに、沖縄県民に挑戦するかのような沖縄防衛局の工事再開に、怒りの声があがった。
前日は沖縄防衛局と建設業者が急襲し、N4のゲート2カ所に計3台の軽トラックを置いていった。訓練場内にパワーショベルが入っていることも確認されており、メインゲートをオスプレイパッド建設工事に使用しないという約束が破られたということで、メインゲートに移動して抗議行動を行った。
そのさなかに建設業者の車がやってきて抗議行動が行われる。今回は国民新党の下地幹郎議員のファミリー企業である大米建設が工事を受注しており、より強硬な形で工事が行われるのではないかと警戒心が高まっている。
お昼頃には多くの支援者が訪れ、沿道に車列ができた。
昼食後、工事への抗議や炎天下での座り込みなどに備えて諸作業を行った。
現地では24時間の警戒態勢が取られています。ぜひ時間を作って高江に足を運んでください。
オスプレイは9日(現地時間)にもエンジントラブルを起こし、民間空港に緊急着陸しています。全国からオスプレイ配備反対の声をあげましょう。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-07-11_36178
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5078103.html
高江からの帰りに稲刈りをしているのを見かけた。子どもの頃、毎日のように家の近くの水田に行ってターィユー(田魚=鮒)やセー(小エビ)をとって遊んだことを思い出した。1960年代に沖縄の水田の多くは換金性の高いサトウキビ畑に変わっていった。子どもたちにとっては生き物とふれあう場所が失われていくことでもあった。夏のやんばるの緑の中で行われる稲刈り風景である。