7月も最終日となった。31日(火)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。昨日30日からK4護岸では、残されていた開口部を閉めきるため、捨て石の投下が始まっている。台風12号の影響で風が強いなか、抗議船2隻とともに午前中、K4護岸の最終段階の工事に対し抗議行動を行った。
4枚目の写真は午前11時半頃の写真だが、空いていた50メートルの半分近くまで来ている。この日は強風のため、カヌーの行動は午後は中止となった。最終確認はできなかったが、午後5時までには半分以上に伸びたと思われる。
カヌーチームは今日もオイルフェンスを越えて、K4護岸工事に抗議した。ここまで工事を進行させるには海保の力がなければ不可能だった。海が好きで海保になったのだろうに、こうやって海の破壊を手助けしている。
護岸が閉めきられてしまえば、土砂が投入される前に内部の海は死に向かう。軍事基地を造るために辺野古の海が破壊され、そこに生きる生き物が殺されていくのを見るのはつらいものだ。1年前に漕いでいた海は護岸の向こうにあり、もう近づくこともできない。
新聞を読めば県民投票に10万人余が署名したというが、遠い世界の出来事のようだ。10万人の人がほんの少しでいいから、交替で辺野古で行動すれば、海が閉めきられることを止められただろうに。