９日（月）は朝、カヌー８艇で松田ぬ浜を出発した。ほかにカヌー３艇が初心者練習を行った。抗議船２隻と合流し、新たに着工されたＮ３護岸とＫ３護岸の工事に対して抗議を行った。
Ｋ３護岸では今日から被覆ブロックの設置が始まった。護岸の外側の一番下にあたる列を海中に沈めていた。
Ｋ４護岸では午前中、排水管をつなげる作業が行われていた。
辺野古岬では午前９時過ぎから新たな護岸工事が始まった。モッコを下げたクレーン車が移動してくると、Ｎ３護岸建設のために陸上部で捨て石の投下が行われた。直後にカヌー３艇がオイルフェンスを越えて抗議した。残りのメンバーと抗議船が外からマイクで抗議した。
頭上ではメディアのヘリコプターが工事の様子を撮影している。それにサービスするように、最初の一投は時間をかけて行っていた。しかし、その後はダンプカーが次々と砕石を運んでくると、モッコに下ろして陸上にこぼし、ショベルカーで均していた。
Ｎ３護岸着工の様子を見届け、カヌーチームはＫ３護岸に移動した。この日はよく晴れて、海の色も鮮やかだった。まさに清ら海（ちゅらうみ）なのだが、それを破壊、分断して護岸工事が進められている。それに対する抗議の声がカヌーと船から続いた。
抗議の合間に仮設道路の様子も見ているが、松田ぬ浜側の先端部に汚濁防止膜が設置されていた。工事再開に向けた準備が行われている。