https://www.youtube.com/watch?v=zjYwecPOFdU&t=6s
13日はキャンプ・シュワブのゲート前に行き、辺野古新基地建設に反対する座り込み行動に参加した。工事車両がゲートに近づくと、沖縄防衛局員がハンドマイクで喚きたてるなか、市民を強制排除する沖縄県警・機動隊が米軍基地の中からやってくる。
米軍の警備員に成り下がった県警の情けない姿よ。沖縄県警がどれだけ米軍のために尽くしても、米軍関係者が犯した犯罪で基地の中を捜査することもできない。基地の中どころか、米軍ヘリが民間地域に墜落しても、破損した機体を米軍が持ち去るのを黙って見ていることしかできない。悔しくないのか。
https://www.youtube.com/watch?v=CQRKa4nZGcQ&feature=youtu.be
ゲートの向かい側の歩道でマイクを手にしている市民に対し、何の邪魔にもなっていないのに暴力的に排除する嫌がらせが続いている。両手両足をつかんで運びながら肘を決めたり、肉をわしづかみして痛めつける。そして、歩道脇に設置した金属の柵の中に閉じ込める。市民を動物扱いし、檻に閉じ込める人権侵害が、辺野古では連日行われているのだ。
檻から出ようと柵をまたいだ女性を機動隊員が押し返したため、アスファルトの歩道に転落してしまった。大事には至らなかったが、女性はしばらく横たわって動けなかった。機動隊員は謝罪どころか悪びれた様子もない。まわりにいた市民から抗議の声が上がった。
市民を強制排除したあと、荷台からはみ出すほど石材を積んだ車両がゲートに入っていく。過積載を毎日指摘されても、沖縄県警は見て見ぬふりだ。運ばれた石材が護岸工事や仮設道路工事に使われて海を破壊するだけではない。連日何百台もの走行で国道=陸の破壊も進んでいる。
座り込みの間に午後2時半頃、辺野古漁港の堤防から護岸工事の様子を見た。米軍艦船らしき大型船が沖を通るなか、K2護岸では被覆ブロックの設置が行われていた。
K4護岸でも被覆ブロックの設置が行われていた。また、仮設道路では根固め用袋材の設置が行われていた。日が照っていたが、海に入って濡れると風で体が冷える。それでもカヌーメンバーは何度も大型オイルフェンスを越え、少しでも現場に近づいて抗議しようと努力を続けている。
海保に拘束されて松田ぬ浜の近くまで運ばれ、解放されるとまたK2護岸をめざして移動していく。この美しい海の破壊を許さないためにカヌーチームと船団の活動が続く。ぜひ下記のブログを参考にして参加してほしい。
https://henokoblue.wixsite.com/henokoblue
海の澄んだ空気に比べて、ゲート前の国道はダンプカーがまき散らす排気ガスで息苦しくなる。大気汚染もはなはだしいが、車体がかすむほどひどい排気ガスを出すのは不整備車両だろう。辺野古新基地建設は多様な環境破壊を日々もたらしている。
平日の昼間に抗議行動に参加するのは簡単ではない。週に1回、月に1回、3カ月に1回でもいい。半日や1、2時間でもいい。まずは辺野古のゲート前に来てほしい。ネット上でどれだけ吠えても工事は止まらない。しかし、多くの人がゲート前に座り込めば工事は止まる。
名護市長選挙で負けてチルダイしてもしようがない。稲嶺元市長が3期目でやりたかったことを、支援した人々はみずからが実践していくことが大切だ。