5日は朝、カヌー12艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船2隻と合流し、K1護岸の建設現場で午前、午後と抗議行動を行った。風が強く、沖縄にしては寒い1日となった。海で濡れるのは当たり前だが、これから寒さに耐えながらの抗議行動が続く。
午前中、捨て石投下を先に進めるため、潜水士により汚濁防止膜を移動する作業が行われた。K1護岸からN5護岸までさらに広範囲にオイルフェンスが張られていて、海保の警備体制も厳しくなっている。カヌーメンバーは何度もオイルフェンスを越えて抗議したが、作業現場には到達できなかった。
汚濁防止膜の再設置が終わると、捨て石の投下が始まった。洗浄しているというが石が落ちるときは白い粉塵が舞い上がる。汚濁防止膜の内側はかなり濁っているはずだ。
海底は砂地だが、ジュゴンや海亀のえさ場であり、魚介類の生息場となる海草が茂っている。そこが捨て石によって毎日破壊されている。
午後もK1護岸の建設現場を中心に抗議を続けたが、一部のメンバーで警備が手薄なN5護岸に回り、オイルフェンスを越えた。ふいを突かれて海保もあわてていたが、護岸までは行けなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=0n30O1vKFro&feature=youtu.be
冬の海で午前、午後とカヌーを漕ぎ続けるには、体力も気力も必要だ。沖縄のちゅら海を守るために、ぜひカヌーに乗って抗議行動に参加してほしい。平日も初心者練習を行っているので、下記のホームページを参考にしてほしい。
https://henokoblue.wixsite.com/henokoblue