28日は旧暦の7月7日で七夕だった。沖縄ではこの日に墓掃除をして、旧盆に備える。海上行動や山城さんの裁判など、参加したいのはいろいろあったが、体は一つしかないので墓掃除と実家の庭木の剪定作業を優先した。沖縄は9月3日から5日に旧盆を迎える。
写真は3年前、2014年夏の辺野古の海の様子だ。フロートが設置されて海底ボーリング調査が始まったころで、海保の弾圧は厳しく、拘束されて巡視船に運ばれたカヌーメンバーもいた。白い抗議船の上でハンドマイクを持っているのが山城博治さん。当時は時々海上にも出て海保の弾圧に抗議していた。
なぜ国家権力が山城さんに集中的な弾圧をかけているか。理由は明白だ。山城さんが本気で、辺野古でも高江でも基地建設を阻止しようとしてきたからだ。形だけの行動ではなく、実力で阻止しようと懸命になっていたからだ。その行動力と影響力を国家権力は恐れたのだ。
辺野古新基地建設とを止めるには知事や国会、国連、民間の平和・環境団体、労働団体の活動など、多様な働きかけが必要だろう。しかし、何より大事なのは工事が行われている現場で、市民一人ひとりがが本気で止めようと行動することだ。
辺野古にも高江にもその志を持っている人は多数いる。それをもっと増やしていくことが問われている。実力阻止は張ったりではない。強い意思を持った市民が数百名ゲート前に集まれば可能なのだ。ウンケーに戻ってくるウチナーぬウヤファーフージもそれを期待しているだろう。
七夕の夜に山里勇吉の歌を聞いて寝る。
https://www.youtube.com/watch?v=dXZ_kQhCcQc
ちびらーせん。