7月も最終日、午前はカヌー13艇、午後は10艇、船は2隻が海に出た。消波ブロックを制作している作業ヤードから映画館前で行われている仮設道路の工事が続いている。それに対する監視・抗議行動を中心に海上行動が行われた。
午前中、仮設道路の先にある排水口付近で作業が行われていた。このまま捨て石を続けると排水口が塞がってしまうので、ヒューム管を接続する予定なのか。排水口前の砂地に栗石を敷いて、ショベルカーやランマーで打ち固めていた。
この日は排水口の手前まで根固め用袋材が設置され、その内側に栗石が投下された。そのあとショベルカーで打ち固め、砂利を敷いて仮設道路を仕上げる作業がくり返された。排水口の作業が終わるまで、いったん根固め用袋材で台風対策をし、ガードレールなどを設置して、ここの仮設道路も工事が止まりそうだ。
取付道路はいったん工事が止まりフロートも片付けられた。
髑髏の絵の前の仮設道路は、根固め用袋材でまわりを固められているが、まだフロートは残っている。両方とも今日は作業はなかった。
午後、辺野古岬の監視カメラに作業員が登り、点検か修理を行っていた。
連日、厳しい暑さが続いている。時々は海に入って体を冷やすのだが、浅瀬では海水もぬるま湯状態。体もきついが、砂浜に石が落とされ、破壊されていく様を見続けなければならないので、精神的にもきつい。しかし、誰かがやらなければならない。
辺野古でも高江でも論じるだけなら簡単だ。けれども、論じたことを自分で実行しないのなら、口舌の徒にすぎない。多くの人がゲート前に集まれば無法な工事は止められる。暑さ対策をし、辺野古に来てほしい。