19日は天候不良のため、カヌーによる抗議行動は中止となった。船でK9護岸の様子を確認しに行くというので乗せてもらった。先週は連日の雨で捨て石の投下が数日止まっていたのだが、週明けのこの日は午前9時過ぎに石材を積んだダンプカーが姿を見せ、捨て石の投下作業が始まった。
今にも雨が降り出しそうな空で、雷注意報も出ていたので船は短時間で引き上げたが、こういう天候の下でクレーンを上げて作業するのも危険が伴う。船からはマイクですぐに工事を止めるよう抗議が行われた。
船から上がったあとゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に抗議した。連日の雨のなか、1日3回の資材搬入に対し、粘り強く座り込みの抗議行動が続けられている。
https://www.youtube.com/watch?v=5sJ7eXcnN5E&feature=youtu.be
この日もゲートの反対側の歩道にいた市民を沖縄県警が強制排除した。マイクを手にしているだけで問答無用の排除を行っている。言論・表現の自由に対する悪辣な弾圧である。路上での発言にすら弾圧を加える沖縄県警の横暴を許してはならない。
https://www.youtube.com/watch?v=fRkDqTANmrg&feature=youtu.be
雨に打たれての座り込みは体力を消耗する。しかし、地面に倒されても機動隊にしがみつき、歩道に閉じ込められても機動隊を押し返し、ゲート前では市民の必死の抵抗が続いている。
こういう座り込みがなければ、工事用ゲートを県警の車両でふさぐ必要もなく、アルソックやフェンスも必要ない。いつでも自由に工事車両が出入りできる。座り込みがあるから、資材搬入もいろいろと制限が出る。
座り込む市民の数が多ければ、排除も簡単にはできなくなる。何でもかんでも安倍政権の思い通りにできるわけではない。自分の都合がつくときに短時間でもいいから、入れ代わり立ち代わりでゲート前に座り込んでほしい。