5月6日に与那国島から始まった「5・15平和行進」が、11日から沖縄島でも始まった。
11日は午前中、東コースの平和行進に参加した。午前9時から辺野古の浜で出発式が行われ、梅雨の合間の日射しを受けて、宜野座村役場まで歩いた。
沖縄の施政権返還から40年になる。本来なら、こういう行進をやらなくてもいい沖縄にしていなければならなかった。いまだに基地撤去を叫ばなければならないばかりか、与那国島でも行進をしなければならないのが沖縄の状況である。そして、基地問題に関して沖縄差別という言葉が当たり前のように口にされている。
ウチナンチューは差別がもたらす怒りや憎しみを良い子ちゃんぶって自己抑制せずに深く鋭く育むことだ。麻薬入りのアメで飼い慣らされたらお仕舞いである。