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29日は朝、N1地区からH地区にの向けて建設中の工事用道路に市民20数人が姿を見せ、抗議行動を行った(午後からはさらに10人余が加わった)。抗議に来た市民を目にして、それまで伐採作業や砂利の敷設を行っていた作業員たちは、自ら作業を止めてN1地区の方に移動していった。
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作業員たちが立ち去ったので、工事用道路の建設は午前中、完全に止まった。沖縄防衛局と神奈川県警の機動隊、民間警備員らが道路の監視に当たるなか、市民らは道路に座って様子を見ながら、伐採された木々を道に置いて抗議の意思を示した。
29日は沖縄森林管理署による工事用道路の現地調査が行われた。市民らは同署の職員が、道路の計測などを行っている様子を眺めていたが、伐採された樹木の大きさは調べないのか、という不満の声が上がっていた。
行政組織同士のなれ合いは許されない。モノレール道路とは打って変わって、道幅も伐採樹木の本数も大幅に増加した、こういういい加減な工事を容認するなら、「森林管理」は名ばかりのものでしかない。同署の対応を注目したい。
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昼休みが終わった午後1時過ぎ、午前中の砂利搬送の警備を終えた警察が工事用道路に集まり始めた。機動隊という暴力装置の力を借り、抗議する市民を強制排除しなければ、沖縄防衛局は何もできない。午後1時50分頃、弾圧態勢が整って、沖縄防衛局が喚きだし始めた。
虎の威を借る狐よろしく、沖縄防衛局が前進をはじめ、その後に採証班の警察、機動隊、作業員が続き、バックホーが工事用道路に置かれた樹木を片付けながら進んでくる。市民らはゆっくりと下がりながら抗議を続けたが、最後は機動隊によって力尽くでH地区の手前まで押しやられた。
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機動隊に囲まれた状態となったので、しばらく休んでから、前日に伐採作業が行われたH地区の谷間の様子を見に行った。
一抱えもある大木が折り重なって谷間を埋めている。前日まで森があった場所が、死の谷と化している。周囲ではノグチゲラの鳴き声をよく耳にするのだが、1年後にオスプレイが離着陸をくり返すようになれば、営巣はできなくなるであろう。
最後は機動隊に強制排除されたとはいえ、29日は午後2時頃まで工事用道路の伐採と砂利敷設を止めることができた。安倍政権が刑特法の発動を表明し、市民に脅しと圧力をかけているなかで、決然と山道を歩いて工事用道路に出て抗議した市民の勇気が、工事を止める力となった。
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日にちが前後するが、28日はH地区でまだ伐採が行われていなかった谷間に降りて、樹木の伐採に抗議した。斜面では木も斜めに生えているので、切れば下に倒れてくる。谷間に市民がいる限り切ることは不可能だ。機動隊が砂利運送の警備に手を割かれている午前中、沖縄防衛局だけでは強制排除できず、谷間付近では伐採作業は本格的に行えなかった。
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谷間にいる市民を排除しようにも、足場が悪くて簡単ではない。なおかつ斜面を運び上げるのは難しい。業を煮やした沖縄県警と福岡県警は、あろうことか市民の体を工事用ロープで縛り、強引に引き上げるという暴挙に出た。痛い、という叫び声が上がる。警察が怒鳴り、恫喝するなかで、無理やり引きずり上げられて怪我をする市民も出た。
女性たちが倒れた木々の下に潜り込んで、引きずり出そうとする機動隊に必死で抵抗していた。最後は強引に谷間から上げられたが、こういう一人ひとりの抵抗が工事に遅れをもたらし、年内にヘリパッドを完成させる、という安倍首相の目論見を打ち砕くのだ。
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28日は午前中、時折雨が降ったが、午後は晴れて青空が広がった。木漏れ日と緑に光る葉を揺らし、谷間に吹き込む風が気持ちよかった。しかし、その風景も今はない。機動隊に排除される直前に撮った写真が、この谷間の森の最後の姿となった。
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その1時間半後の谷間の様子だ。MV22オスプレイが使用するヘリパッドを建設するため、こういう森の破壊が毎日行われている。もっと人が集まれば、森を守ることもできるのだが…。今は遅らせるのに精いっぱいの状況だ。ぜひ、山の中での抗議行動に参加してほしい。