7月も最後の週末となった。30日(土)は午前8時前に高江に着き、N1のヘリパッド建設に対する抗議行動に参加した。
この日も砂利を積んだダンプカーやトレーラー車がいったんメインゲートに入り、2台ずつN1ゲートにやって来ると工事用道路を奥に進んで砂利を降ろし、南下して去るのをくり返していた。10台のダンプカーで14台分の砂利が搬入された。4台は2度搬入したことになる。
N1ゲートの奥に砂利を詰める場所を整備したのだろう。次々とダンプカーがやってきて、午前10時頃には砂利を降ろして搬入作業を終えていた。午前8時から10時までの短時間で砂利を降ろしているので、その時間帯に集まる参加者が少なく、十分な抗議行動はなし得ていない。今後はダンプカーが出てくるメインゲートでの抗議もどんどんやっていく必要がある。午前8時前に来られる人は、簡単に砂利搬入をさせない行動に参加してほしい。
抗議をしても機動隊に排除されるだろうが、それでも少しずつ工事の進行を遅らせることは可能だ。その積み重ねが成果を生み出していく。辺野古の海上行動でも、毎回海上保安庁のゴムボートに拘束されてはいるが、フロートを越えて抗議することで少しずつ作業が遅れていった。それが海底ボーリング調査を終了させないまま中断に追い込むという成果を生み出した。
通称赤橋の駐車場に福岡県警の機動隊のバスやレッカー車などが止まっている。28日にこの付近で砂利を積んだダンプカーの車列に抗議行動を行ったので警戒態勢を取っている。福岡県警はそれまで新川ダムの入り口で検問や警備を行っていたのだが、こちらに移動している。機動隊の人員も車両も限りがある。広範囲で抗議行動を展開すると対応に追われて穴も空く。
日本共産党の赤嶺政権衆議院議員がN1に来て、沖縄防衛局が県の許可も得ずに県道にフェンスを設置した問題を調査していた。沖縄防衛局の対応は杜撰かつ誠実さに欠け、炎天下に赤嶺議員を長時間待たせていた。アルソック(綜合警備保障)が通行を阻み、国会議員の調査権を侵害する行為も行っていた。ヘリパッド建設を強行するため、法令を無視している沖縄防衛局のでたらめさが露わになっている。
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沖縄市の島ぐるみ会議の皆さんがやってきて、森の中で集会が開かれた。午後3時前に子どもたちも参加して楽しくデモ行進をやり、この日の行動を終えた。夏休みや週末を利用して、子どもたちと一緒にヤンバルの自然を楽しみながら、高江のN1にもぜひ寄ってほしい。
沖縄の子どもたちにどういう未来を残すのか。大人の私たちが問われている。