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Channel: 海鳴りの島から
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テント2再設置と海上からの監視行動

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 13日は朝、辺野古のテント2に集まり、台風で片づけてあったテントを再設置して、ライフジャケットなどの用具を元に戻した。高江が緊迫した状況にあるが、カヌーの練習や海上、陸上の監視活動、海の案内など海上行動も怠ることはできない。これまでより活動を減らして高江を支援しつつ、今後の海上行動をどう続けていくかの議論も行った。

 13日はカヌーは出さずに、ぶるーの船で海と陸の様子を見て回った。特に大きな変化はなかった。海亀の泳いでいる姿が見えたが、辺野古岬一帯の砂浜に産卵に訪れている可能性もある。きちんと調査はなされているのか。

 米軍のリゾートビーチの奥に置かれたフロートの移動作業がこの日も行われていた。トレーラーに乗せて辺野古側の空き地に運び、保管している。海上から見えるフロートの量はかなり減っている。一方で、台風1号が接近する前まで海保のゴムボートを係留してあったフロートは浜に並べられ、いつでも再設置できるようになっている。

 クレーン車が動いている近くでは、ビーチに隣接した建物の解体作業が行われていた。この付近にあった施設はすでに解体がすんだものもある。埋め立て工事との関連もあるはずで、解体後にどのように使用されるか注意しなければならない。

 テント2の近くにあるウコンの花が咲いていた。草刈り作業をしながら手を休めて花を眺めた。

 花の美しさに比べて、人の世は昔も今も醜いものだ。しかしまた、そういうなかでもわが身の損得をかえりみず献身する者もいる。腐り日本政府は機動隊を全国からかき集め、高江に投入してヘリパッド建設を強行するという。沖縄の選挙の結果など安倍政権には簡単に無視できるものらしい。

 心ある皆さん、全国から高江に集まりましょう。ヤンバルの自然とそこに生きる人たちの暮らしを守るために。小さなことでもいいから、自分ができる範囲で、できることを精一杯やりましょう。

 

 


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