11日は朝、カヌー10艇で松田ぬ浜を出発した。キャンプ・シュワーブの映画館前で、屋上で行われている作業に抗議したあと、辺野古岬から海保の浮桟橋があった海岸、フロートが置かれている米軍のリゾートビーチ付近などを見て回った。特に変わった動きは見られなかった。
一番上の写真は、今日の午後6時過ぎに辺野古弾薬庫近くのゲート付近から見たものだが、歩道から大浦湾に一部残されたフロートを確認することができる。マリンセキュリティのゴムボートが2隻係留されていた。沖縄防衛局は作業船を係留するためと説明しているが、2番目の写真の通り、今週はずっと作業船は陸揚げされていて、フロートに係留されていなかった。
3番目の写真は米軍のリゾートビーチの奥に置かれたフロート。これらのフロートやオイルフェンスは本来、基地の外に出して保管すべきものだ。さっさと片付けて、海上に残されたフロートも陸揚げしなければならない。海に残されたフロートやブイ、コンクリートブロックを完全に撤去すれば、作業船を点検に使う必要もない。
朝から雨雲が垂れ込めていたのだが、帰りは一時土砂降りとなった。視界が悪くなり、風も出てきた中で、チームでまとまって浜に引き返してきた。雷は鳴っていなかったのでまだ余裕があったが、天候が変わったときに各自が落ち着いて対処するのも重要なこと。梅雨時の気象の変化、蒸し暑さなど、注意しながらの活動が続く。
午後はいったんアパートに戻ったので、ゲート前に行くのが遅れて片付けしかできなかった。毎日朝から夕方まで、裏方の作業をしているスタッフの皆さんがいてはじめて、ゲート前の活動も成り立っている。海に出ているとゲート前に行くことも少なくなるのだが、中断期間中も献身的に活動している皆さんに頭が下がる。