7日は朝、カヌー9艇で松田ぬ浜を出発した。ほかに11艇が浜で初心者練習を行っている。快晴でカヌーを漕ぐのも気持ちがいい。長崎(辺野古岬)の岩場に入るとフロートを越え、スパッド台船やクレーン付き台船が停泊している場所を目指した。
長崎周辺の陸上部にはバックホーが2台見えたが、稼動はしていなかった。兵舎を解体したあとの瓦礫を破砕した山が、一部取り崩されていた。これまでに作業ヤードの路盤材として使用されたと思われる。今後、陸上部での作業が行われないか、常に監視が必要である。
スパッド台船は海保のプレハブがある海岸の近くに、2基並んで海上に置かれている。海保のゴムボートは、台船に上らないように注意するだけで、強引な規制はなかった。作業をしているわけではないので、台船の様子を確認するにとどめた。1日も早く解体して撤去することを求める。
海保の浮桟橋は片づけられ、その横にはフロートフェンダーが積まれていた。先週まで鉄板の上には海保のゴムボートとが置かれていたが、別の場所に片づけられたのか姿を消していた。
汚濁防止膜のアンカーとなるコンクリートブロックを積んだクレーン付き台船の近くまで初めて行った。作業員が出てきて様子を見ていたが、カヌーと船から、すぐに大浦湾から出ていけ、と抗議を行った。
緑のクレーン付き台船(第八十八福丸)では作業員と少し会話した。最後の調査地点はまだ終わっていなくて、ガイドパイプが海上に残されている。そのそばまで行って様子を見てから長島で休憩をとった。
松田ぬ浜に戻る途中、キャンプ・シュワーブの映画館の屋上に作業員の姿が見えた。浜の近く行って様子を見ながら、作業をやめるよう抗議した。もし解体工事を進めているなら、新基地建設の工事の一環であり、許されるものではない。今後も工事を進めるなら、ゲート前と連携しながら抗議が必要だ。
キャンプ・シュワーブ内の浜では米軍の水陸両用車が訓練を行っていた。それに対しても抗議をしながら、松田ぬ浜に戻った。この日は午前中でカヌーの行動を終え、午後は明日の学習会の資料作成を手伝った。