7日は朝、瀬嵩の浜からカヌー14艇が漕ぎだし、抗議船2隻と合流して辺野古弾薬庫下の海域で抗議行動を行った。
米軍のリゾートビーチ近くの浜では、先週から引き続き、埋め立て工事に向けた仮設道路の建設が進められている。割栗石を詰めた網袋を浜に並べて置き、その上に硬質のゴムシートのようなものを敷く作業が進められていた。
浜の近くの岩場では測量作業も行われていた。風と波が強かったが、数艇のカヌーが近くまで行き抗議すると、作業員2人は岩場から降りて引き揚げていった。
午前11時前、カヌー全艇がフロート内に入り、浜をめざした。数人が浜に上がって工事現場に座り込み、抗議を行った。そのあと自主的にカヌーに乗って海に戻ったが、海上保安庁に拘束されて、先にゴムボートに乗せられていたメンバーとともに抗議船に戻された。
風と波が強かったこともあり、この日の海上行動は午前中で終了した。これまでより1歩踏み込んだ行動がなされた意義深い1日だった。