2日は水曜日のゲート前大行動が行われ、カヌーや抗議船のメンバーも早朝から参加した。朝から雨模様で風と波も強かったので、この日の海上行動は中止となった。それで引き続き午前中はゲート前で行動した。
旧ゲートでは作業車を止めるための座り込みが続いていたが、新ゲートに回って米軍車両に抗議を行った。
https://www.youtube.com/watch?v=39WlZ17GUw8&feature=youtu.be
雨が降るなか雨合羽を着て、ゲートを出入りするYナンバー車両やハンビー、大型トラックに抗議を行ったが、沖縄戦から70年が経っても米軍車両が我が物顔で公道を走っていることに馴らされてはいけない。
なぜ沖縄にこれだけの米軍基地が集中し、住民生活を脅かして演習が行われているのか。その意味を問い、理不尽さに声をあげていかなければ、沖縄への政治的差別は当たり前となってしまう。
たとえ短い時間でも、米軍車両に対して抗議し、自分たちが歓迎されていないことを米兵に自覚させること。それがいま重要だと考えている。
午前、午後と大浦湾側に回って作業の様子を見た。午前中は雨で煙ってよく見えなかったが、昼過ぎからは晴れ間も出て視界が良くなった。沖縄防衛局に雇われた警戒船や海上保安庁の船は1隻もなく、作業船も動いていなかった。
スパッド台船にも人影は見えず、天候と波の状態が悪かったので、この日は海上作業は行われていなかった。緑のクレーン付き台船・第八十八福丸の横には、掘削用の管が櫓がはずされて海面から突き出た状態となっていた。
一方、米軍のレジャービーチ付近では、バックホーとキャタピラー式の運搬車が出て、仮設道路の整備と思われる作業を行っていた。先週から行われている作業で、名護市教育委員会の文化財調査がない場所から、埋め立てに向けての準備作業が行われているようだ。
水曜日にはゲート前に多くの人が集まるので、作業員たちは基地内のプレハブに泊まり込んでいるのだろう。高江のヘリパッド建設のときにもやっていた。連日、大型ダンプカーが石材を搬入しているが、ゲート前で作業員や資材搬入を止める取り組みをどれだけ強化できるかが問われている。頑張りましょう。