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10日は午前6時50分頃にカヌー17艇で松田ぬ浜を出発した。前日に羽地内海を出て近くまで来ているクレーン付台船が大浦湾に入るのを阻止しようといつもより早めに出た。カヌーで暗い海を漕ぐのは危険なので、夜明け以降の活動にならざるを得ない。残念ながら辺野古崎についた時には、すでにクレーン付台船は大浦湾に入っていた。
この日は朝から小雨模様で向かい風が強く、カヌーチームはフロートにロープをつないだり、途中から抗議船に乗り込んだりしながら、クレーン付台船の動きを監視した。台船に載せていた船が下ろされ、さらに作業船が台船の周りをフロートで囲う作業などが行われていた。
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午前8時45分頃、風が強くなり雨が降り出した。風上の雲の様子からさらに天候が悪化しそうだったので、いったん松田ぬ浜に戻りテント2で天候が回復するのを待った。
午前10時10分頃に再び松田ぬ浜を出発し、辺野古崎と長島の間に張られたフロートの近くで、台船の動きなどを監視した。1時間余船の上から作業の様子を見たが、風が強くなって白波が立ち、カヌーによる抗議行動は難しいと判断して、この日の海上行動は午前中で終了した。
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浜に戻る船上からキャンプ・シュワーブの解体工事現場を見ると、前日と同じく7台のバックホーが作業しているのが確認できた。自走式破砕機でコンクリート片を砕いたり、山積みにする作業を行っているのが見えた。
作業ヤードの路盤整備なら積まれた瓦礫片の山は減っていくはずだが、逆に新しい山ができて前日より高くなっている。そばにはコンクリートを落とした鉄筋も積まれている。ゲートからバックホーが何台も入ったが、解体工事の処理を急いでいるのが分かる。
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午後2時前に辺野古弾薬庫近くのゲートから大浦湾を眺めると、青いクレーン付台船にはまだスパッド台船が載ったままとなっていた。緑の台船には解体したスパッド台船も積まれており、これから組み立てと海底ボーリング調査の掘削地点への設置作業が行われる。
政府・防衛省は海底ボーリング調査が再開された、作業が加速する、と宣伝するだろう。しかし、実に4か月余も調査が中断していたこと自体が異例なことだ。台風の影響もあったが、何よりも沖縄県民の大多数が新基地建設に反対しており、その県民世論に支えられて海上とゲート前で激しい阻止・抗議行動が続けられたことが、このような結果を生み出している。
海上ではこれまでと同じように、海底ボーリング調査を中止するよう求め、体を張った行動が取り組まれる。ゲート前で毎朝頑張っている皆さんと連帯して、不当な新基地建設を止めるために力を尽くしましょう。この理不尽な新基地建設を止めたいと思っている方、ぜひカヌーチームに参加してください。