１７日は海上行動が行われなかったので、キャンプ・シュワブ・ゲート前に行って抗議行動に参加した。海の方は波はおさまっているが、まだ浮き桟橋は設置されず、フロート再設置の動きもまだないということで、カヌー８艇で練習のみを行っていた。読谷村の島ぐるみ会議の皆さんをはじめあいさつが続いたが、私も最近のカヌーチームの行動について話をさせてもらった。
去年の今頃、ゲート前の参加者は２０～３０名ほどで、少ないときは１０人以下の時もあった。今は連日１００人以上の人が集まり、各地に島ぐるみ会議ができている。運動は着実に広がっているが、それでもまだまだ参加者は少ない。翁長知事を支えるのも大切だが、何よりも大切なのは自分自身がゲート前に足を運び、工事を止めるためにできるかぎりの行動をとることだ。
同時に米軍に対する抗議を強めることも必要である。沖縄に来て住民の反発を目にし、自分たちが歓迎されていないことを米兵が自覚すること。沖縄にいることの意味を自問させること。米軍が好き勝手に演習を行えない状況を作り出すこと。その積み重ねがなければ、米軍は沖縄を居心地の良い場所として、いつまでも居座り続ける。
午後、瀬嵩の森の上から大浦湾の様子を見に行った。長島周辺や辺野古崎付近にはまだフロートは設置されていなかった。プライベート近くに設置される浮き桟橋もまだない。ただ、クレーンはすでに用意されていて、浜の各所にフロートが置かれ、いつでも引き出せるようになっている。沖縄防衛局は台風１２号の動きを見ているのだろう。
明日１８日（土）は台風で１週間延期になっていた、キャンプ・シュワブ・ゲート前座り込み１周年集会が開かれる。ぜひ多くの人が参加してほしい。辺野古新基地建設を阻止する意思を示しましょう。